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【英語】back to back / B2B

今日ご紹介するのは、"back to back"(「バック・トゥ・バック」)というフレーズ。ビジネス上の会話やメールなどで、結構頻繁に目にするフレーズだ。

早速、意味を見てみよう。オンライン辞書「英辞郎」にて検索すると、次の解説がヒットした。

back to back
1. 背中合わせの[に]
2. 連続した[して]、立て続けに◆【略】BTB ; BTOB
・I take back to back language classes. : 私は引き続き語学の授業をとる。

英辞郎 on the WEB(https://eow.alc.co.jp/)

上記解説の1. にあるように、”back to back" のもともとの意味は、「背中合わせの(に)」というものだ。その文字通りの意味では、以下のような場面で使われる。

Please stand back to back.
背中合わせに立ってください。)
Please put the chairs back to back.
(椅子を背中合わせに並べてください。)

ビジネスでよく使われるのは、この「背中合わせの(に)」という意味から派生した「連続した(して)」「立て続けに」という意味のほうだ。

特に、連続して会議が詰まっている様子を表現する場合によく使われる。

I have meetings back to back tomorrow.
(私は明日は、立て続けにミーティングが入っています。)

これを、"back-to-back" と、ハイフンでつないで形容詞的に用いると、次のようになる。

I have back-to-back meetings tomorrow.  
(私は明日は、立て続けにミーテイングが入っています。)

更に、メールなどで短く書きたいときには、"back to back" を略して、"B to B" とか、"B2B", ”BTB”などと書くこともある。

I have B2B meetings tomorrow.
(私は明日は、立て続けにミーティングが入っています。)

また、連続して成果を上げたような場合にも使われる。

His team won three contracts back to back.
(彼のチームは立て続けに3つの契約を獲得した。)

ところで、私は、2020年にコロナ禍が始まってから、テレワークで働く日が大幅に増えた。それに伴って、1日のスケジュールが、朝から晩までミーティングでいっぱいで、まさに "back to back" 状態で埋まってしまう日が、とても増えた。

毎日オフィスに出社していた頃は、オフィスで立ち話的にできていた短い会話も、いちいちオンラインミーティングを設定して行わなければならないので、ミーティングの数がずいぶん増えてしまったのだ。back-to-back meetings でスケジュールが埋まり、余白のないカレンダーを見ると、気が滅入ってしまう・・・。

私の同僚たちも同じようなことをぼやいており、ここ1~2年の同僚たちとのおしゃべりでは、「最近どう?」「もう、毎日、ミーティングがback to backよ!」「分かるわー、わたしもよ!」などという会話がとても増えた。

みなさんも、back to backなスケジュールに悩まされていませんか?

ご参考になれば幸いです。次回もお楽しみに!

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サザヱ
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