【グルメ】「かんだやぶそば」の「せいろうそば」(東京都千代田区)
今日ご紹介するグルメは、東京は千代田区、神田にある「かんだやぶそば」さん。老舗の有名店なので、ご存じの方も多いだろう。
地下鉄丸の内線淡路町駅A3出口から徒歩数分。秋葉原駅からも徒歩圏内。
こちらが、外観。
こちらのお店は、もともとは数寄屋造りの歴史的な建造物だったが、2013年に火事で焼失し、2014年に新店舗で営業を再開した。だから、新しくてきれいな建物だ。
メニューの表紙には、お店の歴史についての説明書があった。幕末の頃から存在していたお店を譲り受けて、明治13年(1880年)に創業されたとのこと。
こちらがメニュー(2022年2月当時)。冷たいそば、温かいそば、それぞれ色々なバリエーションがある。
私は、オーソドックスな「せいろうそば」を注文した。
こちらが、その写真。蕎麦の色は、少し緑がかって見える(写真よりも緑色が強い)。
別アングルより。シンプルで美しい。
お店の説明によると、こちらのお店の蕎麦は、そば粉10、小麦粉1の割合で、主に内地産(長野、青森、北海道、茨木他)の最上級粉を用いているとのことだ。そして、そばつゆは辛口なので、半分ほどつけて食べると良いとのこと。
実際に、つゆは、かなり濃いものだった。アドバイスに従い、半分だけつゆにつけて食べる。
うん、のど越しもよく、美味しい。これが江戸っ子の愛したお蕎麦だと思うと、感慨深い。
店舗が新しく、席数も多いので、ゆっくりと食事を楽しむことができた。
ところで、係りの方がオーダーを取って、厨房に伝える際、「せいろ~いちま~い」などと、歌うような掛け声をかけていた。かるたや和歌を詠むようなイメージで、優雅だと感じた。そして、会計の際の「ありがとう存じます」という言葉遣いも古風で丁寧だった。昔からのならわしなのだろうか。大変興味深い。
歴史を感じながら手軽にお蕎麦を楽しむことができ、素晴らしいひとときだった。
美味しかった。ごちそうさまでした!
こちらのお店の公式サイトはこちら。
こちらのお店の食べログのページはこちら。
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