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【英語】face to face / F2F
今日ご紹介するビジネス英語フレーズは、"face to face"。メールやチャットなどにおいては、略して、"F2F" と書かれることも多い。
まずは、オンライン辞書「英辞郎」の解説を見てみよう。
face-to-face
副
1. 〔他の人と物理的に〕向かい合って、対面で
・Bob and Betty should discuss this problem face-to-face. : ボブとベティは、面と向かってこの問題を話し合うべきだ。
2. 〔状況などと〕直面して、真っ正面から
形
1. 〔他の人と物理的に〕向かい合った、対面の
2. 〔関係などが〕直接の、直面した
以前、"back to back" というフレーズについて記事をアップした。その際、「背中("back")と背中を合わせる」という基本的な意味から派生して、「連続して」という意味になることをご紹介した。
今日のフレーズ "face to face" は、まさにその逆。「顔("face")と顔を合わせて」、つまり「物理的に向かい合って、対面で」という意味だ。また、そこから派生して、「何かに直面する、真正面から向き合う」といった意味にもなる。
ところで、2020年からのコロナの影響で、リモートワークが進んだ。そして、最近、外出規制も緩んできた。そんな今日この頃においては、会議をオンライン(バーチャル)形式で行うか、実際に集まって対面で行うかについて、検討したり相談したりする場面が増えてはいないだろうか。
そんなとき、英語で、以下のような会話が交わされる。
Let's have a kick-off meeting of this project sometime next week.
(このプロジェクトのキックオフミーティングを、来週のどこかで実施しましょう。)
Sure. Do you prefer a virtual meeting or a face-to-face meeting?
(もちろんです。バーチャルミーティングがいいですか、それとも、対面のミーティングがよろしいですか?)
Let's make it hybrid. Please check how many people are coming to the office and book a meeting room accordingly.
(ハイブリッドにしましょう。オフィスに来る人の数をチェックして、それに応じて会議室を予約してください。)
(※ちなみに、この例文で使った "accordingly" の用法については、次の記事をどうぞ!)
このように、バーチャル(オンライン)ミーティングと対比する形で、物理的に参加者に集まってもらって対面のミーティングを行うときに、"face-to-face meeting" と言う。そして、メールなどでは、略して "F2F meeting" と書くことも多い。
さらに、バーチャル(オンライン)参加者と、実際に会場に赴いて参加する対面参加者の両方を受け入れる場合には、"hybrid"(日本語でも「ハイブリッド」と言いますよね)という英単語を覚えておくと良い。
これらは、最近、毎日のように使っている頻出のフレーズだ。これから英語でミーティングを設定する機会のある方には、是非活用していただければと思う。
ご参考になれば幸いです!
私の英語系の記事へは、以下のリンク集からどうぞ。
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