夏向けの香水を今年も作ってみた2022
こんにちは、さざなみきょうこです。いつもお読みくださいまして、ありがとうございます。
暑中お見舞い申し上げます。6月に早々に梅雨明けし、「大暑」を過ぎて7月も終わりますが、暑いですね。涼しいところで過ごしましょう。
今年も夏向けのアロマテラピー香水のブレンドを考えました。合計15滴のオードパルファンです。
昨年はレシピのみでしたが、今回は実際に作りました。昨年の記事はこちらです。
今回もアロマテラピー香水を初めて作る方が再現しやすいよう、なるべくアロマテラピー検定1、2級レベルの精油を使いました。
なお、通経作用がある精油に※印をつけています。妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は、お使いにならないでください。
代替精油を提案しておりますので、そちらを使ってくださるようお願いいたします。
<内訳>
合計15滴です。精油名の後ろは滴数です。
トップノート:ユーカリ・ラディアータ精油2、オレンジ・スイート精油2、レモン精油4
★レモン精油に光毒性(ひかりどくせい)あり。「レモン・フロクマリンフリー(FCF)」が良い。
ミドルノート:※スイート・マジョラム精油3 ※通経作用あり、ブラックペッパー精油1
スイート・マージョラム精油の代替に、フランキンセンス精油またはサンダルウッド精油。
ベースノート:パチュリ精油1、シダーウッド・アトラス精油2
<実際に作ってみての感想>
全体的に爽やかな印象です。トップノートに、すっきりした香りのユーカリ・ラディアータ精油を使ったためと考えられます。現在作ってから3日目ですが、ユーカリ・ラディアータ精油とスイート・マージョラム精油の香りが強いです。
さて、2022年7月31日現在も、アロマテラピーの精油がCOVID-19に効果があるといった科学的な根拠はありません。
(素材名が45項目も掲載されているあたり、変な情報が多く出回っているのを感じます)
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 ウェブサイト 最新ニュース:詳細
また、日本ではアロマテラピーは医薬品ではありません。(保険適用外の外来で使用している病院はあります。)
精油は日本では「雑貨」扱いです。
特にここ数年、「外国では〇〇のように使っているから、あなたもそう使うといい」、「●●のブランドはメディカルグレードだから」「医療グレードだから」という誘い文句をSNSや個人のブログでよく見かけます。
私達は、日本国の法律(医師法・薬機法など)に基づいて使いましょう。
最後に、いつものお願いです。
※精油を使うときに注意していただきたいこと
精油を直接肌につけたり、飲んだりしないでください。あの1滴1滴にたくさんの化学成分が凝縮されていますので、あなたの肌や内臓を痛めてしまうことがあります。
もし肌についてしまったら、すぐに水道の水をたくさん出して、精油を洗い流しましょう。そして万が一、かぶれたり赤くなってしまったりしたら、皮膚科を受診してください。その際は、精油を持って行ってくださいね。よろしくお願いいたします。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。
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