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旅行でのこだわり【/#045】

旅行サイトを眺めていると、とても楽しい。ポチポチ画面を眺めていると、現地のどこに行こうか、何を食べようか想像が膨らむ。今考えている旅行計画は、家族の久々のイベントだ。
我が家の子どもたちはすっかり大きくなり、最近は夕飯の時間もバラバラ。下手すると1日会わないこともある。だから家族皆で出かけるとなると、実家に帰るときや特別なイベントに限られるようになった。

赤ちゃん時代:安全とゆとり旅

宿を探すポイントは、子どもたちが大きくなるにつれて変わっていく。
赤ちゃんのときや小さかった頃は、優先は「安全」や「親のゆとり」だった。

  • 乳幼児対応のお風呂

  • 子ども用の食事メニュー

  • 和室か大きなベッドのある部屋

  • 周りを気にせず食事ができる個室食

子どもが好きだったキャラクター部屋に泊まったこともあったけれど、意外と興味は薄かった。むしろ、新しいおもちゃで遊ぶほうが喜んでいた記憶がある。

小学生時代:体験重視の旅

子どもたちが小学生になると、宿泊スタイルの自由度が増した。とはいえ、私も夫も温泉が好きなので、旅館での宿泊が多くなる。ベッドから落ちる心配はないため、布団でもベッドでも安いところを探した。
それよりも、行った先での体験や現地での観光、食事が重要ポイントになる。なるべくアクティビティを楽しもうと、牧場や手作り体験、海や山に行った。

中学生時代:観光や食事を楽しむ旅

中学生になった子どもたちは、スマホを手放すことなく泊まり先でもゲームが中心。旅行中くらい景色を見ませんか、と思うが本人たちが言うには十分楽しんでいるらしい。
しかしせっかく行くならと、宿の食事に限らず現地のレストランなどで食事の機会を増やしてみた。この作戦はうまくいき、たまに出る思い出話の中に上がるほど満足したようだった。食事を待つ間もスマホは手放さないが、バラバラに食べるよりは会話の機会も多い。

現在:さらに変化する旅の形

今年の旅行先をどうしようか考えたとき、選ぶポイントは下記のとおりだ。

  • 夕飯は洋食かビュッフェ

  • 朝ご飯もできれば洋食

子どもたちが小さかった頃、ほとんどなかった好き嫌いは、成長するにつれてなぜか増えた。旅館の懐石料理や、朝ご飯の鮭の焼き物なんて最高だと思う。けれど今は朝ご飯も少食気味で、好き嫌いがあるためビュッフェのほうが無難だ。昔は温泉が優先だったけれど、今は優先順位は低い。

こうして並べてみると、優先ポイントは変わるにしても、私の中で外せないのは食事なんだと気づかされた。泊まりがけでなくても、おいしい現地の食事は絶対に欠かせない。今度の旅行も、実は現地で何を食べようか、旅館よりも時間をかけて探しているな、とふと思った。
今はまだ旅行も一緒に行ってくれるけれど、あと何回行けるのだろうか。寂しい気持ちもあるが、一つひとつの旅行がかけがえのない思い出になってくれることを願う。

#私のこだわり旅

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