おすすめリズムゲームを動画付きでご紹介!
主にリズムゲーム部分についてを書いていきます。
※動画は音が出ます
プロジェクトセカイ(iOS、Android)
通称「プロセカ」。『プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク』が正式名称。
セガさんとColorful Paletteさんによる、ボーカロイド曲が遊べるリズムゲーム。最近の曲から懐かしい曲まで幅広いのが嬉しい。
原曲もありますが、ゲームのオリジナルキャラクターたちとボーカロイドが一緒に歌う曲も多いです。声優さんたちの歌唱力もすごい!CDも出ていて、全部買い揃えているくらい素晴らしいです。
リズムゲームは難易度がEASY、NORMAL、HARD、EXPERT、MASTERと幅広く、初心者から上級者まで楽しめます。
MASTERは、1曲ごとにEXPERTでノーツ判定がGOOD・BAD・MISSが7つ以下なら開放されるシステム(2022年5月22日現在)。
ノーツが全部PERFECTかGREAT判定ならFULL COMBO、全部PERFECTだとALL PERFECTとなり、選曲一覧でダイヤ型の箇所の色が変化。
フルコンボならピンク、オールパーフェクトなら虹色になります。
操作はタップ、ホールド、フリック、ホールドの終点でフリックの4種類。
フリックの方向は指定されていて一方向のみではなく、たくさん方向指定がある高難易度曲では難しく感じます。
ホールドには指を離すときにも判定があり、油断できません。
最高難易度は、リズムゲームの中でもかなり難しいほうではないかと。ガチゲーマーさんにもおすすめ。
ノーツは、歌があれば歌詞、歌がないときは拍や音がある位置に配置。
曲調や歌詞によってノーツデザインが変わるのも面白く、EXPERTかMASTERだと顕著です。
この動画は、最高難易度MASTERの1段階下であるEXPERT Lv.24の「ガランド」。
Lv.21から31まであるEXPERT曲の中では簡単なほうです。
(大好きな曲ばかり実装されて嬉しい……!)
翌日あっさりフルコンボ達成できました。思わずガッツポーズ。
リズムゲーム中にはLIFEが存在し、BADかMISSだとダメージを受けて体力が減少。LIFE0になっても、クリスタル10個を支払うことで全回復して復活し、同じ場所から再開できます。
LIFE0になって何回復活しても、1曲を最後まで終わればクリアとなります。前述した曲一覧のダイヤ型箇所を色付きで埋めて、達成の証ができますよ。
ガチャで手に入るキャラクターたちにはスキルがあり、強力な回復スキルを持つキャラクターも。育成して編成すれば安心。
リズムゲームは一人で遊ぶ「ひとりでライブ」も、オンラインマッチングで他ユーザー4人と協力して5人で力を合わせる「みんなでライブ」もあって、色々な楽しみかたができます。
ガチの音ゲーマーさんにぜひやってもらいたいのが「ランクマッチ」。
EXPERT以上の難易度で10曲以上フルコンボかオールパーフェクトができたら開放されるモードで、オンラインでマッチングして1vs1の対戦をします。
オフライン公式大会のように純粋に腕前が問われるシステムで、ノーツの判定がいいほど加点、BAD・MISSだと減点しダメージを受け、ライフ0になってしまうと大きく減点。曲終了時にスコアが高かったほうが勝利となります。
強豪がひしめいていて、私は「ビギナー クラス3」くらいから上がれる気がしません……。ランクは一番下ですが、既に1MISSが命取りの勝負です。
本当にユーザー層が厚い。がんばります。
音楽活動をする高校生たちとボーカロイドたちのストーリーも素晴らしく、ぜひ中高生に読んでもらいたい……。私もその年頃に読みたかった。
ユーザーは、キャラクターたちの想いでできた「セカイ」とキャラクターたちを見守り応援する第三者という設定。
イベントやログインボーナスなどでアイテムが手に入りやすく、新曲追加のペースもちょうどいいです。さらに運営さんがユーザーの希望以上のことをして下さり神。イチオシ!
以前電ファミニコゲーマーさんで書かせて頂いた
バーチャルライブについての記事
公式サイト
Cytus II(iOS、Android)
リズムゲームに定評のある、台湾のRayarkさんによるハードなSF世界観の作品。前作Cytusも遊んでいると、より衝撃を受けるかも。
体力制、育成要素、イベントが無いので、自分のペースでじっくりリズムゲームを楽しめます。
ストーリーは時系列が複雑に入り乱れ、考察のしがいがあります。
キャラクターによって曲のジャンルが異なります。詳しくは下記の過去記事参照。
難易度はEASY、HARD、CHAOS。
一部の曲にはもっと難しいGLITCH、CRASHもあります。上級者も満足できそう。
ゲームを遊ぶことで貯まる「CAPSO!」を使って引けるガチャで、高難易度GLITCH、CRASHを開放するシステム。
特殊難易度のDREAMは、特定のキャラでストーリーを進めれば解放されます。
ノーツの判定は優しいので、コンボが続きやすいのが嬉しい。
リザルトではPERFECT、GOOD、BAD、MISSの4判定があります。
けれどPERFECTはジャストタイミングの光っている金文字(通称金パフェ)、ちょっとずれてるけどGOODにはなっていない白文字(通称白パフェ)の2種類があり、実質5判定。
また、判定のずれ具合がTP(テクニカルポイント、通称ティーピー)として%で表示。全ノーツがジャストタイミングなら100.00%になります。その域を目指すと難易度が一気に跳ね上がる。
私はEASYで数曲しかTP100%を取ったことがありません。難曲ならTP85%くらい、いつもならTP95%くらいでしょうか。
1曲全部PERFECTだと100万点となり、総合評価が「Million Master」(通称MM)になります。ハイスコアやTPと一緒に選曲時に表示。
操作はタップ、ホールド、フリック、ドラッグ、視点がタップでドラッグのCドラッグと、5種類あります。
ノーツは拍、音、歌詞のある位置に配置。
下記動画はCHAOSの中でも難しい曲です。
リザルト画面右上の「シェア」ボタンから、この画面を画像保存できたり、ツイッターなどにシェアできるのが本当にありがたい!
これは世のリズムゲームに広く取り入れてほしいシステム……!!
シェアボタンから保存を選べば、ミニキャラとセリフが加わった画像がカメラロールに追加されます。リザルトによってセリフが変化。
ちなみにストーリーを進めて、スタッフロールでとあるアルファベットをタップする裏技(?)をすると、Cytus初代のノーツを選択できるようになります。こんな感じ。
使うと個人的には難易度がかなりアップ。とっさに見分けるのが難しいんだー。
ユーザーはリズムゲームをすることで曲を演奏している設定。
あるところまでストーリーを進めると、ユーザーがどの立場にいるのか分かります。熱い演出なので体験してほしいなあ。
『Cytus II』過去記事
公式サイト
Cytus(iOS、Android)
CytusⅡの前作で、スマートフォン版。
ゲーム中の演出でストーリーを察して、Cytusの世界で何が起こったのかがなんとなく分かる。Rayarkさん開発。
こちらも体力制、育成要素、イベントがありません。
本編はハードSFの世界観ですが、Rayarkの他リズムゲーム作品『DEEMO』の曲で遊べる章、中世ファンタジーのような章や、クラシックのメタルアレンジの章もあって、曲はバリエーション豊か。
『CytusⅡ』よりこちらのほうが簡単です。
難易度はEASYとHARD。
個人的には、HARDは『Cytus II』のHARD以上、簡単なCHAOS以下くらいの難しさに感じました。
ノーツ判定は優しめで、Ⅱと同じくPERFECT、GOOD、BAD、MISS。
GOOD以上ならコンボが途切れません。
操作はタップ、ホールド、ドラッグの3種類です。
公式サイト
Cytus α(Nintendo Switch)
操作法やノーツ配置、ストーリーなど、基本的にはスマートフォン版『Cytus』初代と同じ。
プラスアルファの曲や情報、オンライン対戦機能などが追加。
アートワークやUIの多くが白基調になり、世界観のハードさがマイルドになっています。
スマートフォン版には無く、アーケード版になるはずだった『CytusΩ』の曲も遊べるのが目玉。曲は上記のCytus以上にバリエーションが豊かなので、好みの曲やアーティストに出会えるかもしれません。
スマートフォン版では有料で開放する章がSwitch版なら最初から開放されています。今から『Cytus』を始めたいけど、スマートフォンかSwitchかどっちのにしようと迷っている方には、こちらのほうがおすすめ。
ストーリーは断片的な日記や記録が追加され、ゲーム中のカットイン演出では一部英文が変わっていて、より世界で何が起こったのかヒントを得やすいです。
操作はSwitch本体を直接タップか、ジョイコンやプロコンでのボタン入力が選べます。私は本体をタップ派。
ネットに繋がっていれば世界ランキングも見ることができ、自分が世界で何位なのかが分かります。
トップ10ユーザーは名前、スコア、TPも公開。『Cytus II』上位勢の名前も確認でき、ファンの熱心さが伺えます。
公式サイト
DEEMO II (iOS、Android)
こちらもRayarkさんのゲーム。好きなんですRayarkさん。
前作『DEEMO』からゲーム性が大きく変わり、フィールド探索要素、コレクション要素、スマホゲームによくある体力制やログインボーナス、期間限定イベントなどが追加されました。
インゲームアニメーションのクオリティも素晴らしいです。
リズムゲームは生音のピアノ曲で、優しく不思議な世界観が楽しめます。
ゆったりめにリズムゲームを遊びたい、探索要素も楽しみたいにおすすめ。
難易度はほとんどの曲で、Easy、Normal、Hardの3つ。一部の曲ではExpertもあります。
操作はタップ、ホールド、スライドの3種類でシンプル。
ユーザーは主人公エコーになり、ピアノを弾くことで、世界に害のある「虚無の雨」を弱くしていく設定。
ノーツはピアノの音に合わせた配置。
判定は優しいためコンボが途切れにくいのですが、ジャストタイミングのCharming(金色)を出すのは慣れが必要です。
緑はGood判定なのでコンボが継続。白や色変化なしはBad。
ヒプノシスマイクA.R.B(iOS、Android)
通称『ヒプマイARB』、正式名称は『ヒプノシスマイク Alternative Rap Battle』。
アイディアファクトリーさん、オトメイトさん、アイディアファクトリープラスさん開発。
キャラクターラップのメディアミックスプロジェクト中の、リズムゲームという位置付け。プロジェクト全体の公式サイトはこちら。
アニメ化もされましたが、ゲームでは違ったストーリーが展開されていきます。
リズムゲームはラップバトル曲で、ユーザーはDJで演奏している設定。
キャラはもちろんUIやSEもかっこいいテイストで統一されていて、ストリートカルチャー好きにはたまりません。
難易度はEASY、NORMAL、HARD、EXPERTの4つで、最初から全難易度が開放済なのが嬉しいです。
操作はタップ、ホールド、フリック、ホールドの終点がフリックの4種類。
キャラのカードを「Gコレクト」というガチャで引いて、育成要素もあるため、ある程度はリズムゲームのスコア底上げも可能。
ノーツは曲のリズムを取るように配置か、ラップの歌詞に合わせての配置。
個人的には曲調的にノーツ位置が予測しやすいのもあって簡単に感じます。
下記動画はEXPERT Lv.25の曲なので、現状ほぼ最高レベルの難易度。EXPERTはLv.21から26まで。
このゲーム最大の特徴は、緑色のホールドノーツ。DJらしいスクラッチをするような動きで、他のノーツ位置も変わるので新鮮。動画に撮ってみました。
(それにしても左馬刻さん、シュルクやリュカや鳴狐や滝川雅貴さんと同じ声優さんだとは思えない演じ分けだぁ……すごい。)
公式サイト
皆さんもぜひ遊んでみて下さい!
書いた人/空乃さゆる