「痛くて苦しいものは効果があるに違いない」という幻想
「良薬口に苦し」には続きがあって
「よく効く薬は苦いが、病気を治す効力がある。
忠言(真心からいさめる言葉)は素直に聞き入れにくいが、本人のためになる。」
不味い薬を子どもに飲ませるための言葉じゃなくて、
こりかたまった大人のためのたとえ話だったのか?!
それなのに「痛みや苦しみがなければ効かない」
「痛くて苦しいものは効果があるに違いない」みたいな精神論になりがち。
この考えが
「きついトレーニングをすればやせられる」
「食事制限すればやせられる」といった
行き過ぎたダイエットを流行らせているのかもしれない。
さらに多くの母親が自己犠牲的で、
子どもの好きなものを作り、子どもの残飯整理をする。
「もったいない」は日本の美徳だけど、
体の声を無視し続けてると病みます。
それで病気になったら「あなたが残すから」とでも言うのでしょうか?
「お付き合いで飲まないといけなくて……」
病気になったらその人が責任をとってくれるのでしょうか?
自分の感情や身体感覚を無視していると
「やせるためなら不味くても食べる」
「お腹が空いているかどうかわからない」
「水分が足りているかどうかわからない」となりがち。
さらに日本特有の察する文化で(?)
社会の暗黙のルールや企業の宣伝を優先して不調になっている。
「トイレに行くタイミングがなくて膀胱炎になった」話を大人からよく聞きますが、その理由は仕事や育児だったりします。
でもお母さんが倒れたら家族も困りますよね……。
だからまずは自分を大切にしてほしい。
冒頭の「忠言(真心からいさめる言葉)は素直に聞き入れにくいが、本人のためになる。」
年齢を重ねると叱ってくれる人が減っていきますが、痛みや不調は体からのメッセージです。
体の声、聴けていますか?
トイレに行くタイミングがわからなくなってしまわないように、
最期までトイレに歩いて行けるように、
自分の感覚を鈍らせないようにしたい。
そんな方のための体感メソッドダイエット
無料個別相談は4月25日までです。