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センスを磨く私の習慣

こんにちは、松島小百合です。

流行に乗ったお洒落な人になることは、昔から興味がありませんでした。

けれども世捨て人ではないので
程よく時代と社会溶け込みながら
自分の感性を磨いていきたい。
そのことは常に意識をしています。

今日はそんな私が続けてきた習慣をご紹介したいと思います。

美術館で好きを選ぶ

自分個人の力では集めることのできない名作を、美術館に行けば手軽に楽しむことができます。
上質な作品を直接間近で観ることで、色使いやテクスチャーなど
プリントや画面上ではわからない発見がたくさんあります。
最初はざっくりと、ある程度の速さで見ながら
気に入ったものだけをじっくり観るスタイルです。
私がよくするのは、『一つだけ家に飾るならどれ?』という見方。
素敵な作品がたくさんある中で
一つだけ差し上げますよ、と言われる妄想を楽しんでいます。
そうすると、「名作だからいい」「有名作家の作品だからいい」という判断から離れて
自分が本当に好きなものや、キュンとくるものを選ぶことができます。
実際には勿論、もらって帰ることはできないので妄想は自由!
ポストカードがあれば喜んで買って帰ります。
そうやって、自分の好きだと思う感性を磨いています。

作家ものの器を普段使いする

作家さんの展示会やイベントに足を運んで、直接話を聞きながら器を選ぶのが好きです。
その作家さんの雰囲気を感じながら、作品を観るのは量産された器では楽しめない贅沢。
似たデザインでも一つ一つ違う表情の作品の中から好みのものを見つけて購入します。
指や口に直接触れるものであり、食事を載せるものなので
作品としての美しさだけではなく
使い勝手の良さなども感じて毎日楽しむことができます。
私は陶器の産地で生まれたこともあり、作家さんが沢山いる環境が身近にあるからこそ
この楽しみ方を大切にしています。
お客様用としてしまい込むのではなく、日々の器として作品を楽しんでいます。

天然素材の洋服を着る

流行の服装をしようとすると、全身が化繊で覆われていることに気がつきました。
洗濯してもシワになりにくい、など用途として選ぶのは勿論便利で利用したいと思います。
ですが安価で沢山出回っている若者向けの最新ファッションは、どこか薄い、ペラペラしている、などの違和感を感じるようになりました。
若さで着こなす、という方法がありますが私は少しずつ上質なものにシフトしていきたい気分。
綿、麻、ウールなど自然の素材を好んでいます。
一般的にそのほうが、色んな人の手を渡って丁寧に作られている雰囲気がありますよね。
長く保ちますし、上質な佇まいを楽しむことができます。
また、保温や保湿、通気性など天然素材は機能の面でも優れています。
今だけ使いたいものは化繊でもいいのですが
シンプルで長く使いたいものは天然素材で選ぶようにしています。

思い出の品を受け継ぎ、使う

母が贈ってくれた品や、祖母の形見など大切なものを何点か持っています。
それらをしまい込むのではなく、大切に扱いながら日常に取り入れるようにしています。
(ここぞ、というときに着けると決めているものはその時用に普段は待機していますが…)
これらの受け継いだものは、モノだけの価値としてではなく
思い出がストーリーとなってより大切な存在に感じられます。
だからこそ、私の日常を豊かに彩ってくれると感じます。

上質なものを日常に取り入れる

人生って、日常の連続だと思うんです。
間に合わせで選んだ、いまいちピンとこないものを使い続けたらそれが自分の人生になる。
そんな気がします。
だからこそ、自分が素敵だと思えるときめくとのを使いたい。
私の場合、パールの美しい照りにうっとりしたり
カシミアのストールの優しい肌触りを楽しんだりする瞬間が好きです。
だからそれを楽しめる瞬間が沢山来るように、日常的に使いたいと思っています。
気に入った柄のシルクのスカーフを巻くことも、美しさだけではなく保湿や保温の機能としても優れています。

一つ一つは高価なものかもしれませんが、長く使うことを前提にしているので
かえって経済的で、持続可能でエコな選択でもあると思います。
私はセカンドハンドのものも状態に納得がいけばよく使います。
古いものの方が、質がいいこともありますしね!

流行は追わない

流行っているから選ぶのではなく、自分に合うから選ぶということを大切にしています。
限られた予算の中から同じ値段を出すなら、今の流行のデザインで化繊のものよりも
クラシックだったり、逆に個性を感じられる質の良いヴィンテージの方を私は選びます。
ファストファッションの普及した今よりも、数十年前のほうが一着の値段の平均は高かったそうです。
その分丁寧に作られていたり、素材が良かったりして長く付き合っていくことができます。
その選択の積み重ねが、自分自身の個性やセンスとなっていくのではないでしょうか。


私の生活を彩る6つの考え方をご紹介しました。
また新たなアイディアが生まれましたらシェアしたいと思います。

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