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理数ダメ母の、計画的サブリミナル。(『天地創造デザイン部』)

理数科目が死ぬほど苦手だった母(私)みたくならぬよう、息子には小さな頃から自然科学へのサブリミナルを入れてきました。
『ダーウィンが来た!』を毎週見るとか、科学館、博物館、水族館、動物園に積極的に連れていくとか。

その結果。

・魚釣りにハマる。釣りキチの私の叔父や川ガキだったダンナの強力サポートで、帰省の折にはタナゴ釣り、アジ釣りなど。釣ったタナゴを飼い、婚姻色の美しさに家族でうっとり。

・学校の授業で「シマウマの赤ちゃんがすぐに立ちあがるのはなぜだろう?」という問いが出て、ふだん手などあげぬ息子が「ライオンに食べられないように!」とすぐさま発言し、先生に一目置かれた(らしい)。

・「ぼくは新種の魚を発見しました。なんと、その魚が見つかったのは、うちからすぐ近くの小さな川だったのです…」と、未来の自分、23区内で新種発見の自由作文を書く。

いい感じの生物好きに成長しました…。

それでも、どっちかと言うと彼は文系なんですが(笑)、そんな息子がハマるのもむべなるかな、『天地創造デザイン部』(講談社)。大笑いしながら生き物のスペックが学べる、最高の教科書です。(来年スタート予定のアニメも楽しみ!!)

個性強めのデザイナーたちのアイデアと試行錯誤には頭が下がる思い。バグ上等、生物は1日にしてならず、ですね!
そして息子、このマンガを機に、カワウソ愛が炸裂。「母さん、あのさ~、…俺、研究者になったらカワウソ飼えるかな?」と来ましたよ…。うん、いいんじゃないかな!

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