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生徒さんのレッスン日記 2024.3.6~3.10

個人レッスンのみの週でした。前後の週に日時変更される方も複数いらっしゃって、スケジュール的に余裕があったと思います。

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Aさん:ロングトーンで音を鳴らしながらスライドレバーを小刻みに動かす「スライドトリル」の練習をしました。最初はキレイなトリルにならない方も多いのですが、いくつかのコツがわかると細かく自然なトリルができるようになります。
普段、スライドレバーを押すときは右人差し指1本で押す方が多いと思うのですが、スライドトリルの場合は掌全体を小刻みに動かしながら、人差し指から薬指までを揃えておいて、3本の指のどこかにスライドレバーのボタンの部分があたるようにするとよいかと思います。
力を入れすぎず、最小限の力で小刻みに掌が動くようにします。腕または肘を動かすイメージかもしれません。
あと、音を鳴らす時のコツとしては、なるべく厚みのある息にすることです。温かい息をハーと吐くイメージだと思います。要は、あまり直線的な息の入れ方にならないようにするということです。濁らない範囲で唇を少し緩めると、よりキレイなトリルになるのではないかと思います。
Aさんにお伝えすると、かなりキレイなトリルになりました。

Bさん:昨年秋頃に入会され、まもなく入門テキストを終了されます。すでに自主的にスケール練習にも着手されていて、3つのキーをかなりしっかりと演奏できるようになっておられました。スケール練習は間違った取り組み方をしてしまうと練習のための練習になってしまうので、Bさんの状況から次のようなことをお伝えしておきました。

  • 1日1キーの練習がお勧め、10分など時間を決めるのがよい。

  • できる速さの半分くらいからはじめて、徐々にテンポアップする。

  • 3,4小節目の終わりに唇をペロッと舐めて滑る状態を作っておく、どちらかor両方。

  • 連続して吹かず、演奏後に2小節ほど待つか、一度メトロを止めて流れを止めてから再度練習するのがオススメ。

参考にしていただければ幸いです。

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今週レッスンを受講された皆さん、お疲れ様でした!

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