小暮沙優
月曜日に更新したり、しなかったりするミニマガジン「ちいさなくらし」です。
北三日月町のコンビニ裏の駐輪場にひっそり佇む、チャイ屋台「トマリギ」。真夜中から夜明け前まで営業しています。 そこに集まる生きづらさを抱える人々のドラマを描く連作短編集。
生活をもっと美しくしていくために。暮らしをもっと整えていくために。その軌跡を記していきます。
世界の歌劇場で活躍してきた舞台美術家・澤松時子。いつしか彼女は〈マダム〉というシンプルな尊称で呼ばれるようになっていた。そんなマダムは、一通の依頼メールを受けて悩んでいた──。「駒込珈琲物語」と「わたしのトリスタン」を結ぶ、スピンオフ。
駒込を舞台にしたちいさな物語。 駒込に引っ越しを決めた堀口栞は、マンション「へーヴェ駒込」の大家でもある世界で活躍した舞台美術家・澤松時子と偶然に出会う。 時子が折々に語る言葉、そして駒込のマスコットともいえるしゃべる三毛猫・ゴメスとの出会いを通じて、栞の心は徐々に柔らかく開かれていく──。 2020年「駒込を楽しみ隊」連載作を再編集しました。
いらしてくださって、ありがとうございます。 小暮沙優のポートフォリオです。 ◆小説 「弦月湯からこんにちは」 「ドルチェ・ヴィータ」 「あんぱんと弦月湯」
ひさしぶりの「ちいさなくらし」更新です。 近況ですが、急性扁桃炎にかかってしまいました。最初は、入院が必要かもしれないレベルと言われて、どきどきしていました。なんとか落ち着いてきて、入院はせずに済みました。でも一週間ほどは安静にと言われたので、おとなしく布団の中で過ごしています。12月は本番がつづくので、ここでしっかり立て直しておきたいです。 お布団から動けないので、ひさしぶりにnoteをゆっくり開いています。新鮮な感覚です。 どうしてあんなに焦っていたんだろう
第1話 === 幹生が天に帰ったのは、今日みたいな冷たい雨の日だった。 白いカーネーションを棺に差し入れる時、どれだけ幹生の頬に触れたかったかわからない。指に触れたかったかわからない。でも、出来なかった。 葬儀ではずっと、幹生が大好きだったヘルマン・プライの「菩提樹」が流れていた。幹生らしい、と思わず微笑んだ。どれだけ、幹生が奏でるピアノとこの曲を合わせてきたことだろう。放課後の練習室でこの曲を歌いながら、いつかふたりで歌曲の夕べを開こうと語り合ったこともあった
「ちいさなくらし」第8号になりました。 しばらく、noteやstand fmでのアウトプットをおやすみさせていただきます。 SNSでの発信もおやすみしておりますが、しばらく発信全般をおやすみさせていただこうと思います。 おやすみ期間は決めておりませんが、心身の健康を取り戻し次第戻ってまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。 皆様方もくれぐれもお健やかにお過ごしください。
TOKYO FMをつけたら、「人生の大きな謎を学びなさい。 愛すること、忘れること、そして許すこと」という住吉美紀さんの声が。スウェーデンの格言だそう。いまの自分にぴったりなタイミングで届きました。ありがとうございます。
「ちいさなくらし」第7号になりました。早いものですね。少しずつ回復に向かっている自分を感じていて、とても嬉しいです。そして、新たな生活習慣を築きつつある自分に手応えを感じています。 すこし早いけれど、日曜日更新です。ラジオは明日あらためて。 クラシック音楽がつらくなっている しばらく、クラシック音楽にふれるのがつらい時期が続いていました。正確には、いまもまだ続いています。声を出すのもつらいし、音を聞くのもつらい。でも部屋を静かにしていても、頭の中で音楽が鳴り響いて
いまはなんとなく「note書きたい周期」に入ったみたいで、書きたいことが風船のようにふんわりふんわりと浮かんできます。 こないだは夢の中で「世界観=好き×仕組み」という数式(?)を受け取ったので、どういうことかな……と考えながら書いていきたいと思います。 * ずっと「世界観をつくるにはどうすればいいのかな?」と思ってきました。セルフブランディングについて考えるのが趣味だった頃から、「世界観のある人になれたらいいなあ」と、ぽんわりと思い浮かべてきたような気がしていま
アンデルセンのメルヘン大賞、素敵ですね✨ https://www.andersen-net.jp/shop/t/t1308/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=PLA_smart&gad_source=1&gclid=Cj0KCQjwpvK4BhDUARIsADHt9sQhAE3YcFn7nEFsZaZZ-ENcZDhAbtuCTM7nA3uRy8RH480p_rsRlDkaAvbcEALw_wcB
あらためて、創作大賞おつかれさまでした。さまざまな感情が吹き荒れた半年間だったと思います。どうか、まずはご自身をおいといください。 そして、選考されなかったすべての方へ。あなたの作品には大きな価値と魅力があります。そのことに、まず誰よりもあなたが自信を持ってください。そして、世界のどこにもないあなただけの魅力を、これからも突き詰めて、濃く抽出させていってください。あなたの次回作を読ませていただくことを、楽しみにしています。 筆を取ることに疲れる日があってもいい。ごろ
創作大賞2024、受賞のみなさまおめでとうございます!! 心よりお慶び申し上げます!
すべてうしなひしものは もとめむもせんなし。 よしやよしや みしらぬ島の わがすがたこそは あたらしきわがこころなれ。 ──竹久夢二「見知らぬ島へ」 https://stand.fm/episodes/671a1580af2390462fa07f9e 「朗読の時間」、第3回は竹久夢二「見知らぬ島へ」です。
「生活をもっと美しくしたい」と思うようになってきたら、これまで蔑ろにしてきた部分とも向き合い、整理整頓していくことを余儀なくされました。 数年来、ずっとこの小説を書きたいと思って準備し続けてきた作品があったのですが、その作品にいま現在の自分で向き合うことがとてもつらくなってしまいました。 初秋からの体調不良もすべて、そこに起因するものだったと気付いたときには、愕然としました。こんなにも、その作品に向き合うことがストレスになっていたなんて。 むしろ、自分の中では待
このところ、「生活をもっと美しくしたい」という思いが溢れてきました。 ドミニック・ローホーさんのご本を読んだり、安達茉莉子さんの「私の生活改善運動」を読んでいるうちに、「自分の基盤となる生活、暮らしを整えて、もっと美しくしたい」と自分が思っていることに、あらためて気づいたのです。 ただ、わたしはずっとかたづけの苦手な親と暮らしてきて、自分自身もかたづけがとっても苦手です。だから、自分がかたづけを苦手なのは仕方のないことなんだ……と言い訳をして、これまでずっと諦めてき
「ちいさなくらし」第6号になりました。ゆったり続けられていて、嬉しいかぎりです。 いつのまにか季節も巡って、少しずつ秋も深まってきました。とはいえ、都心では土曜日に観測史上もっとも遅い夏日を観測したとか。季節がいつまでもそわそわしていて、なんだか落ち着きがありませんね。 今週はいちにち早く、日曜日の公開です。ゆるゆると綴ってまいります。どうぞよろしくお願いします。 SNSから離れて 先週の「ちいさなくらし」では、SNSをすこしお休みすることを綴りました。一週間、
今週は「ちいさなくらし」をおやすみしようと思っていたのですが、なんとなく書き残しておきたいな……ということができたので、縮小版で。 SNSおやすみします しばらく、Twitter・Instagram・Facebookをお休みすることにしました。このお知らせをしてから、心持ちがとても楽になりました。 SNSはいつも自分にとって近しい存在でした。朝起きたらTwitterをチェックして、各SNSを回遊するという生活を、15年以上は続けてきたのではないかと思います。
「ちいさなくらし」と「朗読の時間」、今週はおやすみします。 のんびり、ゆるゆるまいります🍀 みなさまもくれぐれもご心身おいといください。