印象派って実際に近いと思った理由
先日、角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。
モネが出展した作品は最初「これはただの印象である」ってこき下ろされて、印象派を集めて印象派展を開いたみたい。
(間違いがあればご指摘ください)
確かに絵を見ると人物の輪郭があやふやみたいな感じがした。
美術をかじったこともないし、知り合いが好きでいったイベントだったけどこんななんだ!って思った。
人が人を実際に見るとき、輪郭ははっきりしてるし雰囲気も伝わってくる。
でも、頭の中に残る記憶はあやふや。
次会ったとき、こんな人だったっけ?ってなることもある。
自分が見ている人の実像は結局実像以上でも以下でもなく、いつのまにか勝手に印象に変換され記憶されているのかも。
モネが書いた日の出は太陽が印象に残った。
そこがどんなところか、どんな人周りにいるか覚えていないけど丸い日があることだけを覚えている。
自分が死んだ後、どんなところが印象に残るだろう。色々あったけど面白い人だったねって言われたらうれしいかな。こんなこともあったねとかいろいろあるよりいいかもしれない。
絵がうまかったらな。心のもやもやも作品にできるのかも。