
10年間の結婚生活に終止符…
今日は、私が離婚に至った経緯を
お話ししたいと思います。
まさか自分が離婚するなんて
まるで想像もしていませんでした。
毎晩毎朝一緒に過ごし、
休日は手をつないでお出かけして、
将来の子どもの話で盛り上がる…。
そんな何気ない日常が、この先も
ずっと続くものだと信じていました。
でも、現実は甘くありませんでした。
結論から言うと、離婚の大きな理由は
元夫のことが「好きじゃなくなった」から。
この気持ちに至るまでには
さまざまな出来事や問題が
積み重なっていました。
結婚当初は幸せだった私たち
初めて出会った頃、私は彼に夢中でした。
彼のお笑い芸人のような笑わせてくれる表現に惹かれて、「この人となら幸せな家庭を築ける」と信じて疑いませんでした。
でも、結婚生活を重ねるうちに、小さな違和感が次第に大きな問題へと変わっていったのです。
元夫の信じられない行動の数々
経済的な問題
携帯電話を契約しようとした際、彼がキャリアのブラックリストに載っていることが判明。
「昔ちょっと色々あって」と軽く笑う彼に、不安を覚えながらも、私名義で契約するしかありませんでした。税金を滞納していて、「死ぬわけじゃないから」と気にも留めない様子でした。
「無駄遣いするな」と私には厳しく言う一方で、自分の趣味のパチンコには惜しみなくお金を使っていました。
モラハラエピソード
気に入らないことがあると、私を「ブス」と罵倒。
「お前みたいな女、俺が一緒にいてやってるだけありがたいと思え」なんて言葉に、自分の価値を否定された気がしました。職場でセクハラ被害に遭ったとき、「お前の優柔不断な態度が悪いんだろう」と責められ、警察署で事情を話している間、彼はパチンコに行っていました。
彼の家族とのトラブル
義母を受取人にした高額な生命保険に内緒で加入。
生活費が足りない中、壊れた洗濯機やマットレスを買い替えず、自分のボーナスで大型バイクを購入。
義妹にお金を貸し、そのお金が大量の猫を保護するために使われ、多頭飼育崩壊を招く結果に…。私はペットを最大限大切にしたいと思っているので、一匹一匹を大切にしていないあの感覚が信じられませんでした。
なぜ10年間も一緒にいたのか?
「どうしてそんな人と10年も?」と思いますよね。
正直、当時の私は心身ともに疲れ果て、モラハラの中で「全部自分が悪いんだ」と思い込んでいました。その中で躁うつ病も発症しました。
ただ、躁うつ病で苦しんでいた時期に、彼が共依存ではありますが、寄り添ってくれたことがありました。
「お前がいないと生きていけない」と言われたことで、「恩を返さなきゃ」という気持ちが強く、期待し続けてしまったのです。
また、過干渉な実家から逃げたい一心で結婚したことも、離れられなかった理由のひとつでした。
気づきと決断
そんな私に変化が訪れたのは、周囲の人たちの一言がきっかけでした。
友人や仲良くなった取引先のお客様に元夫を紹介した際、毎回「大丈夫?」と心配され、セクハラ事件の担当刑事さんにも「ご主人との関係、大丈夫ですか?」と尋ねられたのです。
その瞬間、初めて「私たち夫婦は、外から見ておかしいのかもしれない」と思うようになりました。
友人と両親に相談する中で、「それはモラハラだよ」と教えられました。
私の幸せとはなんなのか。
どんなことが好きなのか、嫌いなのか。
どんな私になっていきたいのか。
紙に書き出しました。
そうしたら彼に期待することをやめることができて、離婚を決意しました。
もしいまこのnoteを読んでいるあなたが、毎日疲れて泣いてしまったり、無意識に頑張りすぎていると感じているなら、どうか一人で抱え込まないでください。
信頼できる友人やカウンセラーに相談したり、専門機関の力を借りてほしいです。
あなたは一人じゃないし、幸せになる権利があります。
そして今…
離婚を経て、私は新たな一歩を踏み出しました。
新しい仕事もすぐに見つかり、
今は年下の彼と新しい恋を始めて
あの時よりも穏やかで自分らしい日々を過ごしています。
この経験を通して、私はこう学びました
他人(夫)は変わらない。変えられるのは、自分だけです。
優しい人は、最初から優しい。無理に期待しても辛いだけ。
私は元夫と自分の状況に
諦めることから始めました。
諦めるとは、明らかにするということ。
問題が明らかになれば、
おのずと対処法がでてきます。
まずは紙に書き出してみてください。
見えてくるものが必ずあります。
躁うつ病だった私が出来たのです。
決まった時間に起きれない
約束の時間が守れない
無気力で靴下もはけないほど動けない
妙にやる気が出て高額な衝動買いをする
その後、激しい自己嫌悪におそわれて泣く
こんな社会不適合者の私でも変われました。
できることから少しづつやってみてください。
あなたの人生も必ず、前に進みますから。