![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164315857/rectangle_large_type_2_22f0ab9e97a9de21d45bd5344f320a18.png?width=1200)
自分時間 │ 自分とのアポイント
函館市は11月上旬に初雪が観測されてから、最低気温がマイナスとなる日が続いています。
昔から冬が好きだったので、ワクワクする季節の訪れを実感しています。
一方で、今夏まで東京で暮らしていたので気温差で体調を崩してしまったり、年末が近づくにつれてお仕事が立て込んできたり、慌ただしく過ごしております。
心の余裕がなくなってしまうと何をやっても上手くいかないもの。
そんなとき、私が大切にしたいのは「自分時間」。
自分時間の優先度
誰しも人との約束事は守ろうとするはず。
守らなかったときに約束した相手に迷惑をかけてしまうし、それで信頼を失ってしまうことだってあるから。
では、自分の時間はどれだけ大切にできていますか?
ゆっくり眠りたい、本を読みたい、映画を観たい、掃除したい、洗濯したい、お散歩したい……
こんな風にやりたいことがあっても、自分の時間を削って頼まれごとやお誘いを優先することってありませんか?
予定とは言えないやりたいことを理由に断ることに罪悪感ってありませんか?
以前の私は、よっぽど体調が悪いとか部屋が荒れ果てて日常生活に支障があるというとき以外は「人との時間 > 自分の時間」という風に考えていました。
生まれてしまうネガティブな感情
やりたかったことを諦めたり後回しにして人との予定を優先したとき、それを決めたのは自分なのに、「今日はこれができなかった」と相手に対してネガティブな感情がどうしても生まれてしまいます。
自分が断るという選択をしていればそんな感情は抱かなかったのに。
それに気付いたとき、今後は自分を頼ってくれた人、誘ってくれた人に対して、ネガティブな感情を抱いてしまったことに申し訳なさを感じていました。
予定が決まったら全力でそれに向き合いたい。楽しみたい。
だから、「自分の時間」を「人との時間」と同じように大切にすると決め、「自分とのアポイント」を習慣化しています。
自分とのアポイント
自分とのアポイントとは、自分の時間を予約しておくこと。
「午前中は本を読みたい」
「今日は一日ひとりでゆっくりしたい」
これらを自分の時間として予約しておくのです。
この時間と重複する頼まれごとやお誘いがあったとき、先約があるとして理由をそのまま伝えています。
「そんなの今じゃなくてもいいじゃん」と私の気持ちを蔑ろにする人とは距離を置きます。そんな人に使う時間がもったいないから。
「ではまた今度にしよう」と配慮してくれる人とは次は予定が合うように全力で調整します。今後も長く付き合っていきたいから。
※頼まれごとやお誘いの内容次第では人との時間を優先することももちろんあります。
親しき仲にも礼儀あり
家族でも、恋人でも、友人でも、どんなに親しい関係だとしても自分とは思考も言動も異なる別の人。
自分の価値観や願望を押し付けるのは傲慢です。
適度な距離感と思いやりの心を持つことが、よい関係を続けていくためにも重要だと思っています。
疲れや不満がたまっていると、私は人に気を遣うことができません。
気が緩んでしまうような親しい人が相手ならば尚更。
自分時間を大切にすることは、思いやりの心を持てる余裕を得ること。
大切な人を大切にしたいから、同じように自分を大切にします。
恋しかった自分だけの時間。
— 降谷さゆ 📖小説発売中 (@sayu_furuya) December 1, 2024
誰かと一緒のときは「楽しい」の充電はできるけれど、「安らぎ」の充電はひとりじゃないとできない。 pic.twitter.com/TENEuvXk7p