絵本が泣ける
わたしには子供がいる。
子供はもう大きくなったので
今は絵本を一緒に読むことはない。
まだ子供が小さかった頃
よく一緒に絵本を読んでた。
その頃出会った1冊の絵本は
内容がわたしの心に刺さった。
「はやくはやくっていわないで」というタイトルで
益田ミリさんが著者。
ストーリー性はなく
ただ絵が大きくて
子供が抽象的な何かに迫ってこられて
心が押し潰されそうになる内容。
ストーリー性はないから
幼い子供には意味が分からない絵本だと思った。
子供には、たぶん絵を楽しむ程度の本に感じたはず。
でも私は、これをみたとき泣きそうになった。
幼い頃の自分と重なった。
mamaからいつも、
あれをしなさい、これをしなさい、
〇〇〇(きょうだいの名)はちゃんとできるのに、あんたは・・。
この絵本をみて、はっきりと思えた。
幼い頃のわたし、
やっぱりmamaに迫られてしんどかったんだね。
いつも切迫感があった。圧迫感があった。
mamaの前で、心からのんびりと
あったかい安らぐ気持ちになったことはなかった。
きょうだいとの比較もしんどかった。
ああ、mamaはひいきしてる
きょうだいのことは可愛くてたまらなくて
わたしのことは鬱陶しいんだろうとおもった。
でも、もしmamaの愛情がわたしにもあったのなら。。
それなら、もう少し優しくして欲しかったな。。
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