[小児科医ママが解説] おうちで健診:6~8ヶ月健診の色々、まとめました。
「教えて!ドクター プロジェクト」の「乳幼児健診を知ろう!」にそって、解説させていただいている「おうちで健診」シリーズ。
記事がたまってきたこともあり、1歳半健診・3歳時健診・3~4ヶ月健診については、まとめとして掲載してきました。
今回は6~8ヶ月健診です!
なお、すべての月齢・年齢の記事に共通した、主な参考文献は以下です。
ポイント① 寝返りできているか
寝返りしない問題も、心配のタネですよね。
そもそも医学的に、○ヶ月まで寝返りをしないとマズいのか?
寝返りしない原因って何?
何かトレーニングしたほうがいいの?
そんな疑問に、下記のnoteがご参考になれば幸いです。
また寝返りを覚えたはいいものの、寝ているときに寝返っちゃって、窒息しないか気が気じゃない!というのも、非常によくいただくお悩みです。
「寝ているときの寝返り」問題についても、米国小児科学会の見解や、またIPHI妊婦と睡眠コンサルタントとしての視点もまじえて、以下に解説しています。
ポイント③ テレビやラジオの音の方向を見るか
「生まれたばかりの赤ちゃんに聴覚の検査をするのは、きわめて大切である」というのは、世界的な見解です。
最近は少しずつ、自治体でも補助が出て、よりお手頃な料金で、赤ちゃんを生んだ直後に聴覚の検査ができるところも増えてきています。
お耳の聞こえの色々、下記で解説しています。ご参考になれば幸いです。
ポイント⑤ お座り
寝返りとともに、この頃の動きで気になってくるのが「お座り」。
そんな疑問に過去noteでお答えしています。
Q.離乳食を始めたが食べてくれなくて心配
離乳食というか食事の悩みも、子育てにつきもの。
「食べてくれない」以外にも、離乳食をはじめてからの口の赤み・ウンチの変化。新しい食材のすすめかた。
あるあるなお悩みについて、QandA形式で過去noteにまとめています。
Q.夜泣きがひどい
生後3~4ヶ月で、昼夜のリズムをつくるメラトニンの機能が十分になってくるので、夜4~5時間くらいはまとまって寝てくれるお子さんも増えてきます。
・・・と思ったら!
生後半年を過ぎて、人見知りがはじまったり、風邪を引くようになってきたのと同時期に、夜泣きが激しくなってきた!というお子さん、結構多いんです。
そもそも、生まれたばかりの時から、世のお母さんたちを悩ませる「背中スイッチ」。赤ちゃんって、なんでこんなにすぐ起きちゃうの?!
まずは睡眠の基本を、下記で解説しています。
そして、夜泣き対策には「完全に寝落ちする前に」ベッドにおくのが、大切なんでしたね。
またどんな寝んトレをするにしても、成功のためにはいくつかのポイントがあるんです。
また、たしかに原因がわからない・対策してもどうしようもない夜泣きは、あるんです。
が、「泣き止まない」ときに、何か病気がかくれていないかな?というのは、小児科医は必ず気にしています。赤ちゃんが何をしても泣き止まない!といって、夜の救急外来にくるご家族、そこそこいらっしゃいます。
泣き止まないときに、考えられる医学的な原因。またお家でも見られるポイント。そんなことを過去noteに書かせていただいています。
Q.指しゃぶりが気になる
指しゃぶりについても、健診や外来などでよくご質問いただきます。
下記に指しゃぶりのあれこれ、お答えしています。ぜひご覧ください。
また、早いお子さんだとそろそろ歯が生え始めてきます。
そんなあるあるな疑問に、過去noteでお答えしていますので、こちらも参考になればと思います。
いかがでしょうか?
健診で聞きたかったけど、聞けなかった!ということなど、少しでもお助けになれば幸いです。
(この記事は、2023年1月27日に改訂しました。)