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植物油が体内で固まっている⁈~これが痩せにくい原因~

下腹のぽよぽよお肉をどうにかしたい私の前に現れた情報。
それはDr.崎谷博征の『細胞の”マーガリン現象”』の記事でした。


プーファ(植物油脂)は体内で固まる

そこには
『プーファは、体内で容易に酸化されて、飽和脂肪酸の形態に変化します。
これは、液体状の植物油脂(オメガ6系プーファ)に化学的に水素を添加して固形にした「マーガリン」の合成と同じ仕組みになっています。
わたしたちの細胞に含まれるプーファは、酸化してマーガリン(固体)となっているのです。』
 
『プーファは確かに液体ですが、体温では容易に酸化してむしろ組織を硬化させてしまいます。まさに料理油を室温で放置しておくと、次第に固まるのと同じ現象が私たちの体内でも起こっているのです。』
と書かれていました。
 
恐ろしい。。
 
体の中で油が固まっていたとは。
体にベタッてくっついて固まっていたら、従来の説明=内臓脂肪が貯まっている、より落とすの大変そうです。お腹のぽよぽよがなくならない訳だ。
 
それでは、どうしたらいいのでしょうか。

1、プーファを体内にいれない

先ずは、プーファって何か知っていますか?
プーファとは、PUFA、多価不飽和脂肪酸のことです。オメガ3やオメガ6の油で、ほとんどの植物油です。
注意すべきは、オメガ3。これは青魚、亜麻仁油などで、健康に良いと言われています。しかし崎谷氏は、オメガ3は「免疫抑制=炎症ゴミの蓄積」をおこす猛毒で、オメガ6より悪いと言っています。
 
プーファ以外の油脂は。
オメガ9は一価不飽和脂肪酸で、オリーブオイルやアボカドオイルなどです。
90%飽和脂肪酸のココナッツオイルもです。
 
いかかでしょうか?体に良いといわれてきた植物油脂が本当は体に悪いなんて。試しに1週間ほどプーファフリーを続けてみたら、本当に体が軽くなり楽になりました。プーファ、やはりいいものではなさそう。でも油炒めができないと作るものが減るので長続きさせるのは難しいのが悩みどころです。
ところで体に良いとされる麻ですが、ヘンプオイルってオメガ3なのです。ここは悩ましいところですが、私は嗜好品に位置づけました。春先、生わかめのナムルに使うと美味しいのです(笑)

2、摂ってしまったプーファをデトックスする。

新陳代謝をあげて、ひたすら古い細胞と一緒にデトックスに励む、これに尽きるでしょう。体内温度が何度で固まるかわかりませんが、低体温より高体温のほうが固まりにくいでしょう。高体温のメリットとして、免疫力が高いことは知られていますが、油を溶かしやすくするためにも低体温よりはいいことになります。
そして、われらが養生氣功である「ぷるぷる氣功」。振動功ですので、細胞に摩擦熱を発生させます。固まった油を熱で溶かし、振動で剥がれやすくして、仕上げに氣血水の流れを高めて排出を促します。氣功をするやる気、ますます高まりました(笑)

この前記事である「下腹ぽっこりが3週間ですっきり。決め手は腸腰筋!」、『4、鼠径部のリンパマッサージ。5、ぽよぽよお肉を整膚マッサージでほぐす』は、リンパの排水溝のお掃除と老廃物が流れやすくなるマッサージ方法が書いてあるのでデトックスに役立ちます(2024.11.28追記したので以前読んだ人は見てみてください)。

その他のプーファの危険性

さて、プーファの危険性として、こうも書かれていました。
『さらにその際に大量に発生するアクロレインなどの過酸化脂質が、架橋という作用によってさらに細胞を硬くさせます。』
 
油が固まるだけでなく、細胞も硬くする。
これ大変なことですよ。
顔の皴、これもプーファのせい?そして、動脈硬化も?
よく血圧が高いのは悪と言われますが、本当にいけないのは体が硬くなることなのです。考えてみてください。赤ちゃんは柔らかいでしょう。そしてだんだんに硬くなり、亡くなると死後硬直といわれるように、人間は硬くなったら死ぬときなのです。
血管が硬くなると血液が隅々まで行き渡りにくくなります。そこで血圧を上げて血液を末梢まで届るのです。硬くなって弾力のなくなった血管に圧がかかって脳出血になることを恐れるわけですが、血圧を下げれば、血液が行き届かないリスクもあります。例えば、脳に十分な血液が届かなくて認知症になるとか。もし私が高血圧になったとしたら、降圧剤を飲むより、体の柔軟性を高めて高血圧にならない体質になるようにします。
ぷるぷる氣功は体を緩めるので、ここでも有効ですね。
 
Dr.崎谷は他にも『免疫抑制を起こすプーファ(多価不飽和脂肪酸)』の記事の中で
『植物油脂は、特に糖のエネルギー代謝が低下していると、酵素によってプロスタグランディンなどの炎症性物質を産生します。
これによっていわゆる細胞性免疫(抗体は作らない)にダメージを与えて、免疫抑制作用を発揮します(Postgrad Med J. 1999 Mar; 75(881): 129–132)』と書いています。
 
悪い油の摂り過ぎは、くれぐれも注意したいものです。
どうですか?外食・中食の揚げ物などの油や、お菓子の油などは、これがお腹で固まっているのかと想像すると、食べるの止めようってモチベーションになりませんか?

崎谷氏の記事

ご自愛マッサージなどの記事があるマガジン


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