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同じ出来事が、迷惑から嬉しいへ変わった理由

山形に住んでいるおじさんとおばさんから野菜が届きました。

夫側の親戚で、わたしの血縁ではありません。
だけど甥っ子にあたる夫の嫁であるわたしに対して、結婚当初から娘のように接してくれました。

両親を通じた親戚関係がこじれている中で育ったわたしは、嬉しい反面困惑する気持ちもありました。
なんでこんなに親切なんだろうって。

人を信用していなかった当時のわたしらしい心境です笑。


段ボールを開けたとき、おじさんとおばさんの愛を感じて泣きそうになりました。

実は…
育児と家事と仕事を両立しようと頑張っていた頃のわたしには、この荷物が重荷で、迷惑と感じていたんです。

“こんなに送られても食べきれないし”
“誰がこれを加工するのよ”
“何かお返ししなくちゃいけないの面倒くさい…”

そんな気持ちから、ため息をついて、夫に「どうするの?」と当たったりすることもありました。

春には山で採れた山菜を、夏には山形名産のさくらんぼを、秋には実りの野菜たちを、冬にはりんごを…。

おじさんとおばさんの行動はあの頃と何も変わっていないのに、こんなにも受けとるわたしの気持ちの変化。
多分お返ししてほしいから送ってくれているわけでもないのに、すごい思い込みですよね。


変わったのは、わたしの働き方や生き方です。
今は時間に余裕があり、旬のものを味わうことの喜びを感じながら生活しています。
当時は時間に余裕がなく、いかに早く簡単に効率的に料理を含めた家事をこなすかが大事でした。

受けとる側のスペースで受け取りかたが違うという気づきは最近連続で起きていて、このタイミングでのお届け物に、目の前にあった愛に改めて感謝の気持ちでいっぱいの気持ちです。

山形弁が分からないこともあり、面倒くささもあって、普段お届け物のお礼の電話は夫に頼むことが多いのですが、今回は自分の言葉で「ありがとう」を伝えようと思っています。


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