教員を辞めて5年目〜挑戦と変化の2024年〜
2024年。この1年は、私にとってまさに挑戦の連続でした。
教員を辞めてから5年が経ち、自分のキャリアもライフスタイルも大きく変わりました。その変化の中で、これまでたくさん悩み考え、同時に可能性を広げた年でもあります。
今回は、そんな2024年を振り返り、特に大きく変わった5つの出来事についてお話ししたいと思います。
❶ 会社の立ち上げ – 一人から仲間と共に
2020年4月から始めた個人事業。当初は何もわからないまま、ひとりで手探り状態で進めてきました。セミナーの企画、集客、講座運営、すべて自分でやり切ることで事業を成り立たせてきましたが、次第に限界を感じるようになっていました。
2023年末、私は大きな決断をしました。それが株式会社の立ち上げです。一人で抱え込むのではなく、仲間と共に事業を成長させる道を選びました。これまでの経験から、他の元教員スタッフたちに業務を委託する仕組みを作り、一緒に未来を切り開く力をもらいました。
会社を立ち上げ、代表として多くの大きな決断を求められる日々。責任の重さに不安を感じることもありますが、それ以上に「私たちで新しい未来を作っている」という感覚が自分を奮い立たせてくれます。仲間と共に働く喜びを実感した1年でした。
❷ 顔出しを始めたこと – 恐怖を乗り越えて
2024年の夏、それまで一度も顔を出さずに進めてきた事業で、私は初めて顔出しを決意しました。この4年間、顔出しをせずとも集客ができることを証明し、自信をつけてきましたが、顔出しには抵抗があり、そこに踏み出す勇気はありませんでした。
いろいろな不安が頭をよぎる中で、私はこう考えました。
「挑戦し続ける姿を見せなければ、自分のメッセージに説得力がなくなる。」
一歩踏み出した結果、これまで越えられなかった壁をついに越えることができました。挑戦していなければ出会えなかった人々やチャンスに恵まれ、いまでは顔出しを決意してよかったと心から思っています。
❸ 本を出版したこと – 夢を形に
本を書くことは、教員だった頃からの夢でした。教員時代、当時の教え子たちに、「私、いつか本出すからね〜」と話していたことが、叶った年でありました。今年、その夢を実現し、2冊の本を出版することができました。
1冊目は共同出版。初めての経験に戸惑うこともありましたが、同じ執筆者と同じ方向を見ながら進める楽しさを知りました。
そして2冊目は単独出版。執筆、編集、出版まで全てを自分で決める責任の重さと、その分だけの達成感を味わうことができました。
出版後、多くの方から感想をいただきました。「背中を押された」「新しい一歩を踏み出す勇気をもらえた」という言葉は、私にとって何よりのご褒美です。夢を形にすることの喜びと、その先で誰かの力になれる嬉しさをかみしめた1年でした。
❹ 2拠点生活を本格的に始めた
静岡と東京を行き来する生活をしていましたが、今年ついに東京にも家を持ち、本格的に2拠点生活をスタートさせました。
静岡は私にとって故郷であり、心を休める大切な場所です。一方で東京では、新しい出会いやビジネスのチャンスが無限に広がっています。2つの拠点での生活は忙しさもありますが、それぞれの場所が私にとって必要な環境だと実感しています。
パソコンひとつで仕事はできます。どこでもできます。でも、過ごす環境で人は変わります。環境選びは私にとってとても重要です。
「環境が人を育てる」—この言葉を胸に、これからも静岡と東京の両方で全力を尽くしていきたいと思います。
❺ 髪をばっさり切ったこと – 自分を変える決意
5月、私は髪を約30センチ切りました。それまでずっとロングヘアを保っていた私にとって、この行動は小さな挑戦のようでいて、大きな変化の象徴でした。
髪を切ることで、以前よりもなんとなく自信がわき、見える世界が変わった気がします。その後の顔出しの挑戦や事業の変化を振り返ると、あのときの決断が自分を新しいステージへと押し上げるきっかけになったのだと思います。
2024年を終えて
振り返れば、この1年は挑戦の連続でした。会社の立ち上げ、顔出し、本の出版、2拠点生活、そして髪を切ったこと。
その他にも、カナダ・モントリオールやドイツにいって会いたい友だちに会えたこと、日本国内にもたくさん飛行機に乗って移動ができたこと(沖縄・広島・秋田・岩手・宮城などなど)、民間企業の従業員研修のセミナー講師を務めて、大きな経験になっこと(2025年もすでに決まっている講師業あり)
それぞれが私の人生に大きな変化をもたらしました。
けれど、まだまだ私の挑戦は終わりません。2025年には、もっと多くの夢や目標を実現し、さらに前へ進みたいと思っています。これからも応援していただけると嬉しいです。
挑戦することでしか見えない景色がある。2024年、その景色をたくさん見つけられたことに感謝しています。
いつも支えてくれている仲間、そして、一生懸命にプログラムを受講してくださっている多くの受講生たち、本当にありがとうございます。
私自身も、来年もその先も、歩みを止めることなく進み続けます。
この文章を読んでいるあなたも、一歩を踏み出してみませんか?挑戦の先には必ず新しい世界が広がっています。
それでは、皆さま本年もありがとうございました!
良いお年をお迎えください。