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担任制ってどうなんだろう…。

こんにちは!酒井です。

こちらの記事を読みました▼

脳とナショナリズムと戦争の意外な関係


この記事自体は

幼児教育のことや担任制のことを

書いているわけではないのですが、


戦争とかナショナリズムとか

大きいことではなく

もっと身近なことにもあてはまると感じたのです。

危険

全ての国を調べたわけではないので

一概には言えませんが

他国はあまり「クラス担任制」がない印象です。


そしてこうような人間の脳の構造の話も読むと

クラス担任制ってどうなんだろう…?と

思わずにはいられませんでした。


身内びいき=集団意識


この記事に書かれている実験では

大人ではな6歳~9歳、14歳だったりと

まだまだ若い、子ども達で検証されています。


つまり、固定観念とか世間の常識が

まだそこまで浸透していない年頃。


研究結果としても

人間の本能的部分が見えてくるように

思っています。


本文より引用▼---------------------------

小学生の時、隣のクラスはまるで外国のような存在で

あったことを思い出します。

比較したわけでもないのに、自分のクラスこそが

最も素晴らしいクラスだと信じて疑いませんでした。

できればクラス替えはしたくなかったですね。

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こういった「身内びいき」が起こることを

専門用語で「内集団バイアス」と言います。


誰もが学生の頃

こういった「うちのクラスが一番!」みたいな

気持ちがあったように思うんです。


それ自体はあまり悪いことでは

ないのかもしれませんが


競わせる環境になると

自分が属さない集団に対して敵対心を抱き

最悪も場合トラブルに発展してしまいます。


運動会のような場であれば

この敵対心が良い方向に向くのかもしれませんが

必ずしもそうなるとは保障できません。


実際こちらの記事でも

泥棒洞窟(地名)実験で激しい衝突が

子ども同士でさえ起こっています。


教育の現場では「愛国心を」という話も耳にしますが、

人間の本能として「身内びいき」をしてしまう性質上

他国に対して敵対心を煽る可能性もあり

とても取扱いが注意だと思うのです。


身内びいきが仲間外れを生む


さらに身内びいきで怖いのが

自分が属さない集団に対して敵対心を生むだけでなく

自分の属する集団でも「排除」が働くことです。


居心地のよい集団を壊す存在。

その恐怖の存在を「制裁」というイジメで

攻撃するのです。


身内びいきをなくすことはできない

人間の脳の構造上

これらの気持ちをなくすことは難しく、


あることでもメリットもあるため

一概に悪とも言えません。


こういったことを踏まえると

クラス担任制ではなく園自体で

学年自体で一つのグループとした方が


まだ良いのではないか?と

思うわけです。


子ども達の側から今まで

書いてきましたが


身内びいきの気持ちは

もちろん大人にもあり

先生にもあるはずです。


「うちのクラスが一番!」みたいに。


それ自体が悪いとは思いませんが

そのことによって


フリーの先生や手伝いに入ってくれる先生に

対して


クラスの子どもを取られた…。

いいところだけ持っていく!と

負の感情を抱く先生も

いるのではないでしょうか?

でもそもそも

子ども達はみんなで協力して

育ちを応援していくものですし、

先生の持ち物でもありません。


人間の脳の構造上

仕方のない部分もあるのなれば


やり方を見直してみる

という方法もアリだと思うのです。


ではまた!

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Sayaka Sakai/幸せ普及係
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