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【お散歩景色】中城城跡〈ナカグスク城〉①

家から近い場所にある、世界遺産『中城城跡』
古琉球時代と呼ばれる、14〜17世紀初めまでの海外貿易が盛んで文化の華が開いた時代の城の跡。

城好きなのに、いつでも行けるから行かないままだった。

沖縄のレアな青空に誘われて、行ってきました!

駐車場からお城の正門までは3分ほど歩く。

ススキがお出迎え(笑)

坂を登ると視界がひらけた場所になり鍛冶屋跡の『カンジャーガマ』が現れる。

正門はもうすぐ~

正門は西向きに造られていて、巨石好きな私は、この石が積まれた様も好きで、カッコいい〜と呟いてしまう。

正門を入ると工事をしてた。
石に番号がつけられている、これもしかしてバラバラにするのかなぁ?

狭い階段を登っていくと「神域」と呼ばれる南の郭にでる。

階段を上がって真正面に久高島への遥拝所
『小城ノ御イベ』

*イベとは、神域の中でも最も神聖な場所・神の名ともされる
霊石とよぶ香炉(石の場合もある)がおかれ、神の鎮座、降臨する場所
真ん中の四角いのが香炉

右手には首里城への遥拝所
『御當蔵火神(うとうくらひぬかん)』

ヒヌカンとは、太陽が昇る方角にニライカナイ(神々の国)があるとされ、沖縄の最高神をまつるもので「太陽神」ともつながる。太陽の燃えるさまが火に象徴され、かまどの火に最高神をみだし今では「かまどの神さま」とも呼ばれる。

もう少しヒヌカンのことを話すと、ヒヌカンには3つの霊石が置かれている。それはかまどを意味するけれど3つの石には「太陽」「月」「星(地球)」というトリニティの象徴で、その3つの真ん中に立ち上がる炎は何を意味するのか? 最高神・・つまりこの最高神の一部である「私」ではないかと思う。

「火」という漢字もちょんちょんが「太陽」と「月」、真ん中に「人」
火神とは、星(地球)に生まれた「私」・・こう書くと一番しっくりくる。

ヒヌカンにはかわいらしい屋根がついていて、3つの霊石がおかれている場合が多い

そして、何故か心がときめく『雨乞イノ御嶽』

このね、石の壁に囲われてる造りが神聖さを感じる。久高島や首里城に向けての遥拝は、ご先祖様だったり、人に向けての拝所。

この雨乞いは、目に見えない自然神への祈りの場所。
ここが、私のトキメキポイントなんだろうなぁ

雨乞イノ御嶽を遠目にシャッターを切った写真。
なんと!蝶々がサッと横切った。

携帯を新しくしたから、こんなにクッキリと蝶々が撮影できた。

御嶽の真上だなんて、素敵♪

平日の午後で人が少なくて気持ちいいー

一の郭に続く門をくぐると、石が複雑に並んでいる。
ここは正殿があった場所。

この石の配列は専門家の人に聞けばわかるんだろうな~
この石積みもなんだろう・・

デッキがつくられていて、中城湾(太平洋)が見渡せる。

南城市の「知念半島」が見えます

ここにも拝所『中森ノ御イベ』
城内の8か所の拝所のなかで最も重要な拝所で、グスク全体を守護する神がまつられているそう。

御嶽を横目に、二の郭へ続く門

この二の郭までが、先中城按司(さちなかぐすくあじ)が築いたお城。

石垣の周りを歩けるようになってた。

ここにもあった拝所『シライ富の御イベ』
二の郭の守り神?!かな・・

見晴らしは最高

この先は、読谷にある座喜味城から移ってきた護佐丸によって築かれた北の郭・三の郭へ続きます。


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