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blanClassの日に話しました…!

blanClassの小林晴夫さんに呼んでもらって、話しました。blanClassの日が10月17日(本日)なのですが、いろんな人と喋るのかなと思っていたら、ふたりでがっつり話す会でした。小林さんの話を聞くのがよいかなと思ったけれど、わたしの話もたくさん聞いてもらいました。自分のやってきた曖昧なことなんかも肯定してもらったような気がして、楽しい時間でした。ラジオのように、なにかしながら聞いてもらえたら良いなと思います。

blanClassがこれからやろうとしている本なのかマガジンなのか、ウェブ上の書籍なのかのことも聞きました。答えが出ないこと、そこにあること、みたいなのもアートとして捉えられるという感性と実践こそが貴重なんだと思った。blanClassの試みはプロセスという言葉でも限定的に思える。態度とか身振りとかも表現に含まれることなのかな、とかがおもしろいと思った。

(話し忘れたけど今回のドクメンタもそういうことを重視していたと思うけど、もっとずっと前からblanClassの試みはあって、コレクティブでもコミュニティでも学校でもないところがいい)

収録中に話したか忘れましたが、小林さんは10代から(というか、家がBゼミなのできっと生まれた時から)美術の世界のひとなので、何世代もあじわっていてときどき年齢がわからなくなる。隔てるものがない人ですよね、いろいろなテキストに3歳のときに自宅がちょん切られてBゼミになったというようなことが書いてありましたが、そういう天井というかいきなり屋根がなくなるのを受け入れられる開放感があると思いました。小林家も晴夫さんも謎は多いのですが、わたしは今回、ピンク色のBゼミ本や、田中功起さんとの往復書簡や、池田修さんの本の小林さんのテキストを読み返したりしてみて、改めてblanClassのやってきたことに敬意を持ったし、ハードコアだなぁと。

個人的には、橋本聡さんが自転車を駆け下りる話が好きすぎます。


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