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猪野いのり
2016年3月10日 20:12
ある街に神の手を持つと言われる一人の画家がいました。その画家が想いを込めて描かれた絵には魂が宿り、キャンパスから飛び出し動くことができたのです。女の子が言いました。「素敵な歌を歌うカナリアがほしいの」画家が愛らしい瞳のカナリアをキャンパスに描くと、たちまちそこからカナリアは飛びたち歌を披露しました。病気がちで寂しかった女の子は、喜びを溢れさせ礼を言いました。「ありがとう、画家さん」