じゅんじゅんの人生振り返り(2019年)
これまで2回にわたってお送りしてきた、僕の人生振り返りも、今回で最後です。2018年までは一言でいうと、しんどい・つらい人生を送ってきたのですが、2019年は大きな変化が起きた年で、人生が好転しました。そんな2019年を振り返っていきます。かなり長い文章になってしまいましたが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
1.YOLOとの出会い
You Only Live Once(=YOLO、人生は一度きり)を掲げている、兼子メイくん、海維くんが主催するオンラインサロンが2018年に始まり、僕も発足時から参加しています。入った頃の僕はコミュニケーションも苦手で、仲間のボケにも全く反応しない、みたいな感じでした(笑)。
でも、そんな僕にも変わらず仲良くしてくれて、みんなといろいろ関わっていく中で、徐々にコミュニケーションが進歩していきました。具体的に気づいたことや学んだことは今後の記事に書いていくのですが、「笑うようになった」「普通に会話できるようになった」とか言ってもらえるようになって(元のレベル低すぎ。笑)、とても嬉しかったです。
これまで、中学の友人とはだんだん疎遠になり、高校から付き合いのある友人はみんな県外に引っ越し、大学ではいじめで友人がおらず、市役所の友人も疎遠に、という感じで、地元で一緒に過ごす友人がいなくて寂しい思いをしていたのですが、YOLOに入ってたくさんの仲間ができて、うまく言葉にできないのですが、今では安心感のような感情を持てています。
他にも、YOLOの周りの人たちとも繋がったりできるようになって、人間関係や自分の視野も広がりました。YOLOに入って人生変わったなあと思いますし、YOLOに出逢うことができて本当によかったです!
2.作曲活動について(2011年~)
大学時代に作曲を始めて、社会人になってやらなくなったのですが、生活保護担当の2年目のときに、PCでの作曲(DTMと言われるものです)を始めました。作る数は多くないのですが、自分のペースで作っていった感じです。楽器店のコンテストに応募して、良いフィードバックをいただいたこともありました。
そんな中で、だんだんメジャーアーティストに楽曲提供する作曲家として活動したいという思いを抱くようになり、2012年から2019年の間、作曲の先生に指導を受けていました。アドバイスをいただきながら、曲をより良く改善していく感じなのですが、曲を何度送っても、改善点がフィードバックされて、直しては送り、直しては送り、の繰り返しでした。結局メジャーアーティストに楽曲提供することは叶わなかったのですが、その中で身に付いたことが作曲家としての今の自分の力になっているので、これも良かったなあと思っています。
自分の曲をプロの方の手をお借りして仕上げて、作品として配信したいとも思うようになり、これまでに2曲配信しています。編曲とミックス・マスタリングを外部の方に依頼しまして、歌も友人のミュージシャンの方にお願いしました。ちなみに今年(2020年)、また新しい曲を配信したいと考えていて、今回は編曲も自分で手がける予定です!
この後に書くのですが、友人のアーティストさんに楽曲提供した曲が、みんなに愛されて、喜んでもらえるという経験をして、今後は作曲で人の役に立ちたい、誰かの想いを楽曲にしたい、と思うようになりました。お仕事の提供メニューという形で、後々発表したいなと思っています。
(2020.4.15追記:こちらはどうするか検討中です。メニュー提供はしないかもしれません)
3.1月~3月(入院前)
ここからは、2019年の振り返りを時系列で書いていきます。
1月は、YOLOの仲間に誘われて、ハワイに行きました。初めての海外で、しかも自分で飛行機を手配して、一人でハワイに向かうという経験をしました。日本とは違う雰囲気や環境で、海外の良さや、逆に日本の良さに気づけました。ハワイの海や山・自然にも触れたり、海外のお店で一人で買い物ができたり、貴重な経験ができました。
はじめましてのメンバーとも行動を共にしたのですが、コミュ下手にも関わらず変わらずに接してくれて、初対面の人たちと長い時間共に過ごすという経験ができました(しかも女の子!)。今思い返すとなんてありがたいことだろうと思います。
2月に、正式に市役所を退職しました。ハワイに行って気分がよくなってきてたのですが、その際のやり取りでまた体調が悪化してしまいました。両親に暴言を吐いたり、家のドアを何度も蹴り上げたりしたこともありました。
今、手帳を見返してみたら、そんな中でも3回もライブに足を運んだりしていたり、YOLOのメンバーと東京のとあるイベントに参加したりしていました。そのイベントで知り合った方とのご縁で、後に、ある音楽事務所の方とやり取りをすることになります。
以前から父との関係が良くなく、会話をすると僕の体調が悪くなるほどになってきていました。そのため、実家から離れないとマズいと思い、それなら以前から住みたかった東京で、一人暮らしをしようと考えるようになりました。そのことを相談機関の方に相談したところ、東京に行く前に、いったん入院して体調を整えてからにしたほうがいいと言われ、入院することになりました。2月に睡眠外来を受診したことをきっかけに病院を転院したのですが、その病院に入院しました。
4.3月~6月(入院中)
入院は当初、1ヶ月くらいだと思っていたのですが、最終的には3ヶ月になってしまいました。薬をいろいろ試して、合う薬を見つけていきました。早く退院したい気持ちから、何度も外泊をしたりしていました。
病院の看護師さんや患者さんがいい人たちばかりで、看護師さん達がとても親身に接してくれて、患者さんともあったかい空間で過ごせたりして、こんなに優しい空間があるんだなあって思えて、ストレスを徐々に感じなくなっていきました。市役所では、女性と仲良くしていると、恋愛的な好意があるのではという見られ方をしていたのですが、親身に接してくれる看護師さんがご結婚されているということを聞き、恋愛的な好意がなくても、異性から優しくされることがあるんだあ!って思いました。YOLOのサロンも女子メンバーのほうが多いのですが、恋愛感情とかなく仲良くできていますし、そういった経験から、僕の中の女性に対する意識や接し方にも変化が起きました。
余談ですが、京都アニメーションの放火事件の容疑者の方が、火傷で入院している病院で医療スタッフの方に、「こんなに優しくされたのは人生で初めて」と言っていたそうなのですが、僕も人の優しさに触れたことで自分の中の何かが変わりましたし、人から愛を受けることで救われる人ってたくさんいるような気がします。「ここに行けば人からの愛を受けられる」ような場所があればいいのになあと思ったりします。
あと、病室内にPCを持ち込むことを許可していただいていたので、入院中も空き時間に作曲をしていまして、それらを退院後にYouTubeに公開しました。そして、YOLOのメンバーの一人でウクレレ弾き語りアーティストの方がいるのですが、その方に曲を作ってほしいと依頼されて、人生初めての楽曲提供をしまして、このことが今後の僕の人生の転機の一つになります。
自分に合う薬が見つかり、6月末にようやく退院できました。5月頃に飲んでいた薬の副作用で食欲が増して、ポテトチップスを1日に何袋も食べていた時期があり、その間に太ってしまいました。退院の時に妹が、「少々太っていても体調が良いほうがいい」と言ってくれて、気が楽になりました。今は、ゆっくりダイエットをしようと思い、お風呂上りにスクワットをしています。
5.7月~9月
退院後、デモ音源を送った音楽事務所の方とやり取りする機会がありました。メジャーアーティストに楽曲提供したいと思っていたのですが、そのためにはコンペに通ることが必要で、その実力がないと言われました。メロディが良いだけではダメ、アレンジやミックスが実力不足、などど言われて、確かにそうだなあと納得もしました。
そんな中、YOLOのメンバーの一人が、人生初の主催イベントを開くことになり、楽曲提供したウクレレアーティストの方のライブもあったのですが、そこで僕が提供した曲も演奏してくださって、自分が作った曲をその場にいるみんなで一緒に楽しんで盛り上がる、という経験をして、僕が作曲でやりたいこと・作曲を通して感じたい感情ってこれだなあと思いました。この頃から、自分には仲間がいると実感できるようになりました。
2月に睡眠外来を受診し、その後の入院生活を経ても、たくさん寝てしまう症状は改善せず、原因も分かりませんでした。そんな中、コーチングを仕事にしているとある方の言葉で、「一気に何かを変えるのではなく、少しずつ一歩一歩変えてみよう」といった内容のメッセージに出会いまして、一気に睡眠を改善しようとするのではなく、試しに一時間ずつ睡眠時間を短くしてみようと思い、目覚ましをセットする時間を一週間ごとに一時間ずつ短くしていったところ、だんだん8時間くらいで起きられるようになりました。これは希望が見えた瞬間でした。
もう少し安定した睡眠が続いたら、仕事を始めようかなと思っていたところ、YOLOメンバーの一人から、「今から仕事探しなよ!」と言ってもらい、仕事探しを始めました。最初はスーパーやドラッグストアで働こうかなと思って面接も受けたりしたのですが、いろいろ考えて、僕は事務の仕事をしている時が楽しかったし、たぶん事務作業は得意だから、事務の仕事なら、会社に貢献できて自分も楽しく働けるのではないか?と考えて、事務の仕事に就きました。長い間仕事をしていなかったので、最初は短時間の勤務から始めて、慣れてきたら時間を延ばしていく形にしたい、という希望も叶えていただけて、晴れて社会人としての再スタートを切ることができました。
6.10月~12月
仕事を始めて、最初は新しい環境に慣れなくて体調が不安定だったのですが、職場の方に配慮していただけたのもあって、徐々に慣れてきて、安定した体調で過ごせるようになりました(休む日もありましたが)。仕事自体は特に苦に感じる事はなく、むしろ朝少ししんどいなあという時でも、仕事をしているうちに調子が出てきたりもして、楽しく仕事ができています。何より、仕事をしている時の自分を好きでいられているので、いい仕事と会社に出会えてよかったなあと思います。
プライベートでは、YOLOの仲間と一緒に旅行に行ったり、仲間のトークライブやイベントに参加したり、東京に行った時に高校からの友人と久々に会ったりしました。他にも、YOLOのサロンメンバー限定のセミナーに参加したり、東京の有名な美容師の方に髪を切ってもらったり、いろいろな経験をすることができました。そういった経験の中で感じたことや、仲間とのやり取りから、いろいろ考えさせられたり自分と向き合ったりして、成長することができて今の自分があるので、出会った人や経験のすべてに感謝だなあと思います。
年末には、楽曲提供したウクレレアーティストの方のライブを観に行く機会がありまして、なんとそこで、出演者全員で僕が提供した曲を演奏してくれて、観客全員で振り付けを踊る、という出来事がありました。そんな風に自分が作った曲が愛されているなんて、めっちゃめちゃ嬉しい!って思って、曲を作ってよかった、作曲やっててよかった、って思いました。
という感じで、10月~12月はたくさんの経験をすることができて、かけがえのない時間を過ごすことができたのですが、その反面、休みなしで動いていたため疲れをためてしまい、年末にダウンしてしまいました。でも、年末年始のんびりしたら疲れは取れたので、また2020年頑張ろうと思っています!
7.これからのじゅんじゅん
こんな風に、たくさんの人からの愛を受け取ることができて、2019年は人生が好転した年になりました。市役所での最初の休職の直前に職場の先輩が、「人生いつか好転する時が来るから」と言ってくださったのですが、まさにその通りになった!と思って、なんというか、生きてきてよかったなあと感じています。
そんな中で、僕は人と関わることが好きなんだということを認識するようになりまして、たくさんの人に救われてきたからこそ、今度は人の役に立ちたいと思うようになりました。
「生きづらい」人生が「心地よい」人生に変わった中で、僕が気づいた事や学んだ事を世の中に発信することで、以前の僕のように生きづらさを抱えている人に伝えたい、役に立ちたいと思っていて、それでnoteを始めることにしました。
まずは、「ロボットから人間になった僕」というシリーズをお送りしたいと思います。10月にYOLOのサロン内で行った僕主催のシェア会のタイトルなのですが、この時に作ったスライドの内容を、少しずつ投稿していきます。
そんな僕のnoteの最初の記事は、この考えを持てるようになったら楽に生きられるようになった、一番大きな考え方を紹介したいと思っています。他にもいろいろ書いていきますが、僕が睡眠を改善した時みたいに、「一気に何かを変えるのではなく、少しずつ一歩一歩変えてみよう」という気持ちで、気軽に読んでいただけたらと思います。
仕事でも、会社員というフィールドで自分を試したいという思いや、会社に貢献することは会社を通して社会に貢献することだと思うので、どれだけできるかは分かりませんが、自分の力を活かしてもっと社会に貢献したいという思いを抱くようになりまして、今後、仕事でもステップアップしていきたいと思っています。この令和の時代だからこそ、自分に合った仕事や働き方に出会えるのではないかと、希望を持っています。
最初のほうにも書きましたが、作曲で人の役に立ちたいとも思っていまして、誰かの想いを形にする、そんな活動をしていきたいと考えています。具体的なことは、後々提供メニューのような形で、このnoteでもお知らせできたらと思います。
ここまで3回にわたって、僕の人生振り返りをお送りしました。ポイントになることをまとめていったため、記事には書ききれなかったこともたくさんあります。振り返ってみて、改めて伝えたいなと思うことは、つらい思いをしていて目の前が真っ暗だとしても、いつか好転する時がくるかもしれないので、希望というか、生きる意志のようなものは失わないでほしいな、ということです。あと、過去の自分に伝えたいことがあるとすれば、つらい事からは逃げたり離れたりしてもいいよ、ということですかね。もちろん、今まで頑張ってきたからこそ今の自分があるとも思うのですが、同じ人生をもう一度歩むのは、正直嫌だなと思います(笑)。
こんな風に書いてきて、いい感じのお話で終わろうとしているのですが、正直言って、今までの人生で僕が傷つけてきた人もたくさんいます。その事実は変えることはできません。でもそんな中で僕にできることは、今までたくさん受けてきた人からの愛を、周りの人や社会に返していくことかなと思っています。人と関わる事が好きで、人に救われてきたからこそ、今度は人の役に立ちたいです。これからnoteでよろしくお願いします!
読んでくださり、ありがとうございます!!
(2020.12.24追記)
文中に出てくる、「2020年に新しく配信する曲」はこちらです!
「ロボットから人間になった僕」の最初の記事はこちらです!
(2023.12.13追記)
YOLOのオンラインサロンは、2020年3月にクローズしました。
なので、現在はオンラインサロンには入っていません。
でも、ありがたいことに、今は周りの人にも恵まれて、心穏やかに過ごせています。
また、現在は作曲活動を引退しました。なので、作曲の提供メニューは考えていません。