見出し画像

ネタがない時は「ネタがないということ」をネタにするのだ

似たようなことは前にもやっていて、これだ。

今は深刻なネタ不足である。原因は、新型コロナウイルス感染症発症による隔離のためだ。外に出られず、自室に籠もらざるを得ず、具合が悪いので寝ているしかなく、本を読んだり何か見たりもできない、といった状態で何か面白いことに遭遇することは難しい。

例え体調が悪くとも、寝ていても、何か面白いことに遭遇できる人、ネタを見つけることができる人はいると思う。しかしそのためには「見つけるぞ」という強い意志が必要な気がする。「あついせきひどいだるい」しか思えなかった自分には、「何かネタをここに」と意図することができなかった。ネタを見つけることにそこまでの執着がなかった。

とはいえ「あついせきひどいだるい」しか思えない時間にも、「熱は何度だ、39度か、40度はさすがに越えないのだな」とか「咳き込んで体力使ったから痩せないかな」とか「だるい……は、だるいとしか言えないな」とか、いろいろなことを思い浮かべていたはずなのだ。そこをどうにかこうにか発展させれば、ちょっとしたネタになるのではないだろうか。

そう「ネタがない」は弱音だ。探せばネタはある。ちょっと強引であってもネタに仕立て上げることはできる。面白くはないかもしれない。誰も喜ばないかもしれない。それでも「ない」より「ある」ほうがいいのではないだろうか。

いやそうか?なくてもいいものもあるのでは?と思わないでもないが、そういうネタとして私は強引にこの記事を終えるのである。

お気持ち有り難く思います。サポートは自費出版やイベント参加などの費用に充てます。