見出し画像

うっかりフラグを立てていた

数日前にこのような記事を書いた。

今日、家を出て、バスに乗っている時に、急に気が付いた。
「眉毛描いてない」

ノーメイクで出かけることもある私だが、今日はきちんとメイクをしていたのだ。描き忘れた眉毛以外は。他のパーツに色が付いているのだから、余計に眉毛の薄さが目立つのである。最初から何もしていないならそれでいいが、中途半端はよろしくない。そのアンバランスさが気になるではないか。

私の眉毛は描かなくてもそれなりにある。そして私には前髪がある。しかも伸びた前髪は眉毛をすっかり隠してくれている。だから誰かに顔を見られても、眉毛が変だとは思われないとは思った。思ったが、自分が気になって挙動不審になってしまう。用事を終えると、私は速やかに帰宅の途についた。

別に、何も忘れているような気にはなっていなかったのに、しっかり忘れていた。これはあれだ、「何か忘れているような」の記事を書いたことで「忘れる」ということに対して意識が向いてしまい、忘れるフラグが立ってしまったのだろう。

恥ずかしさを覚えながらそのフラグを回収してやった。回収したフラグは即行でへし折った。

お気持ち有り難く思います。サポートは自費出版やイベント参加などの費用に充てます。