見出し画像

40代後半の2020年代後半について2025年の始めに考える 24.12.30-25.1.5

2025年がスタート。
元日は、釜石大観音仲見世で焼き芋を焼く。(前日に焼いておいた芋を再び焼いたので、この表現で合っている)。
いよいよ2月に女子高校生とその母がOPENさせる古着屋さん crushon+1(たすいち)、そのほかにPOPUPでお正月営業した2店舗でお買い物をした人たちに焼き芋をサービス。
久しぶりに会う友人などもいて、良い年の始まり。

2025年の目標を考えてみる

1月2日からさいたまに帰省。帰りに運転しながら、podcastで「経営中毒」を聴く。放送内容の一部は書籍にもなっているこのコンテンツ。

『キャリアづくりの教科書』でもおなじみの徳谷さんは、多くの経営者に伴走してきたコーチ/コンサルタント。自身も起業直後は経営を軌道に乗せるのに苦労したというエピソードを最初の方の放送でかなりリアルに吐露していて、私はそれを聴いて以来のファンというかヘビーリスナーである。

そんな徳谷さんが2025年最初の放送で、経営者の年始めというテーマで話をしていて、その中で「その年の目標設定の前に、前年の目標を振り返り検証すべし」と言っていたので、今さらながら、昨年の自分のnoteを読んでみる。

去年から本を出すという目標があって、関係者にもお伝えしてあるのですが、正直どこから手を付けてよいやら……という感じで進められていません。
そんな時にまったく偶然に今年は、本に近い媒体(ムック)の仕事を頂き、ページ数などは全く違うものの、なんとなく「本」に近づいてきた気はするので、来年はもう少し具体的に考えたいと思います。(色んなメディアがある今、なぜ本なのかといったあたりは別の機会に。)

上記のわたしのnote

ここで書いている来年=2024年のこと。

徳谷さんは「目標はなるべく定量的、具体的に設定すべし」と仰っていたが、私の目標は「もう少し具体的に考えたい」という漠然としたもので、確かに振り返って評価しづらい……。
いったんそれはさておき。

2024年は本の刊行に向けてだいぶ具体的にはなってきたので、2025年中には原稿を書き上がった状態にする予定。さっそく週明けには打ち合わせも予定している。
もはや目標というよりは、タスクとなってきている感じではあるが、本のクオリティを上げ、関係者や読んでくれる人の満足度を上げるのが、2025年の目標。そして、取材しながら、書きながら、当時は進行形では気づけなかったことに気づけるだろう。

キャリコン目線で目標設定を考えてみると……

昨年は、キャリアコンサルタントとしての学びにも力を入れてきたのだが、その観点で考えると、新しい年が始まったからその年の目標を考えてみる、というのも悪くはないが、それよりももう少し中長期で自分がどうなっていたいか、自分のありたい姿を考えて、そこから逆算して、それぞれの年の目標を設定するという方が理にかなっているとも思う。
ポイントは、このvucaの時代に考えるべき中長期の目標は、やることの中身ではなく、「どうなっていたいか」。実現の手段は変わっても、ありたい姿・像というものはおそらく大きくは変わらないと思う。組織でいうところのパーパスに当たるもの。

ちょうどここからの5年間(2025~2029年)は、自分の40代後半に当たる。自分が40代後半(アラフィフ!)になるなんて、今もリアリティがないのだが、自分が若いころの感覚で行くと、40代~50代といえば、働き盛り。その時期をどう過ごすかはとても重要な気がする。

50歳。その時どうなりたい?

ということで、50歳になるころにどうありたいかと考えてみる。

①結果につなげるライターになる
20年にわたるライターの経験を活かしてひきつづき、媒体(web、雑誌など)向けの取材記事を書く一方で、自分に声を掛けてくださったクライアントさんの目標(直販での売上を増やす、人材を獲得する、など)に照らして、効果的に伝える方法をともに考え、結果を出す。
媒体向けの記事でいえば、一過性ではなく長く読まれ、アクセス数が伸びていく記事を書き続けていたい。

②その人ならではの ”働く” を実現するキャリアの伴走者になる
だいぶ漠然としているが、終身雇用が崩れ、副業も広がっていくこの時代、パラレルなキャリアがもっと一般化する(はず)。そうなることで、出身地に仕事でかかわったり、関係人口としてつながっている地域の仕事に参画したりも、しやすくなる(はず)。
一方で、都市部で大手企業に勤めている人たちと話していると、意外に自分のスキルに自信を持っていない人が多く、自社以外での活躍の場が想像できない人が多い。
そういった人たちの汎用性のあるスキルの可視化ともう一つの仕事を見つけるためのサポート。

こちらについては、自分自身がめっちゃやりたいというよりは、社会がこうなってほしいし、そのためにはサポートが必要なのではないかという発想。
お金にしていくのは難しい予感。

③「あなたに本を書いてほしい」と言われるライターになる
3つ目にして再びライターとしての目標。
自分が子どものころから本が好きということ、あとやはり自分がライターとして調べ物をする時に頼りになるのは本ということもあり、文章を書く人間としては本への思い入れは強い。
ジャーナリストとして本を出したいというのではなく、誰かが、自分の生き様や自分の会社・団体のことを本という形で残したいと思った時に、「それなら手塚さんに相談してみよう」と思われるライターになっていたい。

④やってみたいことを年齢やお金を理由に諦めないでいる
人生もちょうど折り返し地点くらいになってきたからこそ、思う。「いつか」はないかもしれないのだと。
やってみたいことはすぐ着手できるための体力、健康、お金を持っていたい。

⑤目の前にいる人との時間を大事にできる
これは現時点でできていないこと。自分の時間を優先するあまり、他者がそこに介入してくることを歓迎できないという心持ちになってしまう時がある。タイパ重視で心が貧しくならないように。

⑥他者をリスペクトし、他者への好奇心を持ち続ける
考えてみれば、これがいちばん重要かもしれない、自分にとって。

ここまで考えて、いったん終了。
たぶん⑦以降もある。ちなみにすっと思い浮かんだのは③までで、いったん保存して再び開いて、④以降が思い浮かんだ。具体のところから抽象度が上がっていくのが自分としてはおもしろい。少しずつ「ありたい姿」らしくなってきている。
それらを2025年にどう落とし込むかも引き続き考えたい。

いいなと思ったら応援しよう!