【1989年100日旅】66日目。コペンハーゲン経由東ベルリン
1989年6月10日。旅は66日目。ウプサラを出発。まずはスカンジナビア航空の飛行機に乗り、デンマーク・コペンハーゲンの空港へ。短い乗り継ぎ時間のため、空港内を散策。おもしろいおもちゃを操る人がいるので近づくと、「500円、Made in Japan!」と言われた。世界は狭いなと感じた。
次にバルカン航空の飛行機に乗る。飛行機はかなり揺れて、隣に座った赤ちゃんが泣き叫び、周りで何人もの人がもどしたりして、修行チック。へろへろになって到着したのは東ドイツの東ベルリン(現ドイツ、ベルリン)。トランクがボコボコに壊れ、中からなくなったものがあって、到着した途端にがっかりする。係員に聞くも「自分に責任はない」と冷たい。ソ連と同じだと感じた。東ドイツは共産主義だった。
泊まったのはパラストホテルという、ベルリン大聖堂の川向かいに建っていたホテル。外国人用のホテルで、モスクワのベリオスカ同様、中に入ると外とは違ってまるで資本主義国。部屋は豪華で広く、プールもあり、快適だった。
ホテルは今はなくなってしまったけれど、同時期に旅をしていた人のブログで写真を見つけた。
http://1985.iio.org.uk/east_germany/east-berlin03m.jpg
そんな感じの66日目。旅は残り34日。
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