【1989年100日旅】72日目。東ベルリン
1989年6月16日は旅の72日目。ペルガモン博物館へ。ギリシャ、ローマ、中近東のヘレニズム美術品、イスラム美術品などを展示している。目を奪われたのは、古代バビロニアのイシュタル門。門全体に深い青の釉薬がかけられたタイルが敷き詰められ、ところどころに動物のレリーフがついていた。
イシュタル門は巨大な門で、古代ギリシャ等の建築物を見て歩いた後にたどりつく。それまで主に白を基調とした展示を鑑賞してきた目にイシュタル門の青さは鮮やかで、様式の違いからか空気も変わったように感じる。タイムスリップをしたような不思議な感覚をじっくり味わった。
ペルガモン博物館には、ハンムラビ法典のレプリカもあった。まだ学校で歴史を学ぶ前だったのでヘレニズム文化もギリシャ、ローマ文化もテレビ番組で見た程度の知識だったけれど、のちに歴史の授業で再会の喜びを味わった。その後、美しい彫刻があるシュロス橋を通って帰った。
そんな感じの72日目。旅は残り28日。
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