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あなたのパーソナリティに影響する扁桃体の暴走の話



こんにちは!
身体探究ダンサーのさやかです!
本日は脳のお話🧠



今までの行動パターンから抜け出せずにもがいている人。
少しの一歩が怖すぎる人。
他人に対して攻撃的な人。
なんか怒ってる人。
すぐに悲しくなっちゃう人。
今までの失敗経験が何度も頭に出てきて前に進めない人。
嫌な記憶がぐるぐる反芻して苦しい人。


これあなたのせいじゃなくて
脳の働きが一定のパターンに乗っ取られてるって聞いたらどう思いますか?


実はこの現象脳の扁桃体という場所が誤作動を起こしている可能性が高いのです。

扁桃体とは?
扁桃体は恐怖や不安、緊張、怒りなどの
ネガティブな感情に関わっています。
このように聞くと扁桃体=悪い
と思われそうなのですが
人間が生きていく上で危険なことから身を守るために重要な働きをしてくれている場所なのです。


この扁桃体ですが
現代人は必要以上に活性化してしまっている人が多くそのパターンに当てはまると
トラウマとして残ったり、嫌な記憶を繰り返してしまう反芻思考に陥ってしまいます。
間違った学習をしてしまうと危険でない事すら
危険と認識してしまい自分を守るためにさまざな過剰行動に出てしまいます。

例えば
自分が知ってる範囲だけの行動を繰り返し知らない事には一切手を出さない。
自分が脅威だと感じる人を攻撃する。
なにかと怒ってる。
ずっと同じ考えの中にいて物事が進まない。

などです。

この行動はその人の今までの経験によって変わるのではないかと思います。

自分を守るために他者を攻撃する人もいれば
全く動かなくなる(凍りつく)
人もいます。


この扁桃体が暴れ出す理由というのは色々あり

長期間にわたるストレス
トラウマ
幼少期の環境(関わった大人との関係)
ショッキングな出来事
など様々なわけですがストレスフルな現代人は扁桃体が暴走しやすいのです。
そして刺激になるものが多すぎるのも原因の一つです。
テレビをつけてたら勝手に流れてくる悪いニュース(しかも繰り返し同じ内容)や
SNSなどの影響もあり
扁桃体へのスイッチが入りやすいのです。
この扁桃体というのはサバイバルの脳の部分なので自分で抑えとこかー
とは出来ないんですよ。
そして大真面目な扁桃体は一度危険と認知したものはサボらずに教えてくれます。笑
危険でない事は危険じゃないんですよー!
って脳に学習させて正確な認知が出来る状態を作っていかなくてはいけないんですね。

この扁桃体の働きを抑制してくれるのが
前頭葉という脳の部位で認知などに関わる分野です。運動や言語なども担当してくれていて
人間として生きていくために必要な分野を担当してくれています。
ただこの前頭葉ですがすこぶるストレスに弱いんです。あと疲労にも弱い。

疲れてる時にミスをしたり
決断を誤ったりする事あると思うんですけど
まさに前頭葉が
「なぁ、休ましてぇ」
って言ってきてるのかも知れません。


脳の機能を正常に戻すために
まずはじめに必要な事は
「休息」です。
1番簡単なはずですが現代人が苦手な事かもしれないです。

そして前頭葉を鍛えることです!
前頭葉にいい事や良いワークは
色々あるのですが、これは長くなりそうなので別記事でまとめたいと思います。


扁桃体のスイッチが入ると交感神経にスイッチが入るのですが
これが上手く調整出来ないと戦いモードが続き
身体は疲弊してしまいます。


そして交感神経が過剰に働きすぎると行き過ぎた筋緊張を起こしますから身体の状態もおかしくなるのが普通なんです。身体も硬くなります。

そして何よりこの思考モードが繰り返されることで人間関係が悪くなったり自分の人生を上手く生きれていないように感じるでしょう。
それは自分自身を否定して切り刻んでいるのと同じ状態になります。
要するにこのモードから出られなくなっている人すごくしんどいはずです。


もし扁桃体暴走モードかも?
って思った時は自分の時間を確保して
SNSはおやすみして、テレビも消して
自分の危険モードをお休みできる自分にとって
セーフティーな環境を意識的に作ってください。

アディオス



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