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さかなくんと考える海の豊かさを守るためにできること
PRディレクターのさやです。
今日は大好きなさかなくんの記事をご紹介したいと思います。SDGsでいうと,「目標14:海の豊かさを守ろう」にも関連してくる話です。
圧倒的な魚に対する愛情・知識量と,ご本人の愛される人柄が大人気のさかなくん。絶命したと思われていたクニマスの発見にも寄与したという大変な功績でも有名ですよね。
©制作著作アナン・インターナショナル
そんなさかなくんが豊かな海について語っている記事がこちら。
今年もサンマなどの主要な魚が記録的な不漁に見舞われましたが,その不漁の一因とされるのが地球温暖化。海水温の上昇により,魚の生息地が変わってきているといいます。
さかなくんによると,魚は変温動物なので,自分がいる周辺の温度が変わると,より快適な温度の海に移動していくそうです。
また,魚の漁獲場の違いや,魚の乱獲により日本の総漁獲量は年々減少。このままの漁業を続けていると,馴染みの魚が食卓から消える日も近いかもしれません。そこでさかなくんは,未利用の魚に注目しています。
「日本には4000種を超えるお魚がいます。その中で私たちがいただいているのは30種から40種、ギョく(ごく)ひと握り。もっと多種多様なお魚をおいしくいただかなければ、もったいないと思う」(東京海洋大学名誉博士 さかなクン)
じつは私たちが日ごろ食している魚は,日本の近海に住む魚のうちごくごく一部なのです。身が傷みやすいなどの理由で,食卓に並ばないことが多いのですが,もったいない。そんな未利用の魚を利用して,料理を提供しているレストランも紹介されています。
まとめ
TBSの記事ではさかなくんと漁に出てみると,その漁場では普段とれないはずの魚がたくさん発見される様子が描かれています。海水温の変化により,住む場所を追われている魚たちも,私たちの食生活が持続的でないことも大きな課題です。地球温暖化が地球に住むあらゆる生態系に深刻な影響を及ぼしていることがよくわかります。まずは現状を知り,なぜこのようなことが起きているのか,自分事として考えることが海や魚を大切にするために重要だとさかなくんは記事の最後に語っています。時には自分の食卓を見つめ,サプライチェーンに想いを馳せてみるのも面白いかもしれませんね!今日もご精読いただきありがとうございました。