いきなりあけすけに書くが、今日で「生理2日目(の状態)が8日目」だ。 1回の月経で夜用ナプキン2袋を使い切ったのは人生初。 そろそろ貧血で死ぬのかなってレベルの大量出血が続き、婦人科で処方された鉄剤じゃ追いつかない。鉄分を摂っても摂っても流れ出ていく。 完全に差し引きマイナスになってる気がする。 40代の2年連続出産、産後不調も更年期も体力不足も全部盛り 実は、先月の月経はなかった。 30年も律儀に毎月来ていた月経が妊娠以外で初めて飛んだ。 平和万歳。大喜びだった、そう
「産後1ヶ月」 仮タイトルで書いたまま下書きにしていた記事だ。 見直すと、当時はまだそれもかわいいもんだったよなぁと思う。 この後さらに暗黒期に突入し、今年の春頃までハードモードな年子育児と逃げ場のない家庭環境、家族関係に疲れ果て、何度も絶望して「家族でいること」を諦めそうになったのだけど、なんとか乗り越えての今がある。 まだまだ大変だけど、いくつかの助けを得てまだ生きている。 当時の生々しさも含めて、忘備録として置いておこうかね。 気づけば産後1ヶ月を過ぎていた。 ちょ
結論はタイトルに持ってくる。 つまり、まだ尻の話です。 発症した日の敗北感から一夜明け。 ボラギノール先生と地味に動きの多い夜勤を交代してもらったおかげか、朝恐る恐る体を起こしたらだいぶ痛みが和らいでいた。 市販薬でイケるか…?と、一瞬血迷ったが、喉元過ぎればでスルーすれば、いつかきっとまた地獄を見る。そんな気がしたので、新生児を連れて夫に運転してもらい、評判の良い肛門科で診てもらうことに。 生まれて初めて*の病院。 なんとなく恥ずかしさを伴う肛門科。 もはやそんなこと
それとの付き合いは、妊娠中に遡る。 (あれ?なんかポコっとしたのが出てる??) トイレで排便後にお尻に違和感を覚えた私は、お風呂でおそるおそる触れて確信した。 あ、いぼ痔ってやつだわコレ。 女性は出産時に強くいきむことで、痔主になりやすいらしい。ただ、特に痛むこともなかったので、様子見という名の放置で1年間。 それは突然自己主張を始めた。 いきなりの大絶叫で。 ※ 昨日からお腹を下し気味で頻繁にトイレに行っていたら、なんだかお尻周りがヒリヒリ痛い。やがてズキズキズ
10月7日、帝王切開の術後6日目の朝。 「今日から母子同室だからね、連れてきますね」 朝イチで看護師さんに告げられ、胸が高鳴る。 看護師さんが押してきたコットの半分にも満たないサイズの息子が、探るように手を伸ばして空を掴む。 細い小枝のような小さな小さな指。 予定より1ヶ月も早く起こされた息子は、何もかも小さく細くて寝てばかりだけど、ぎゅっと握り返した指は力強い生にあふれていた。 ひんやりしたこの手の感触、忘れたくないな。 眩しそうに見上げる黒目がちな瞳が私を捉えた。
やわらかなオレンジの照明の下で、大型モニターに映し出されるアクアリウムの映像。薄暗い天井には天の川を模したウォールステッカー。 2022年7月14日 朝8時27分。 娘の顔を見た私はぼろぼろと大粒の涙をこぼした。 すぐにカンガルーケアで分娩台の上で抱っこし、初乳をくわえさせる。ようやく対面したわが子を慈しむ、ごくありふれた出産シーンだ。 それから1年2ヶ月後。 同じ病院だが、1年前とは違う無機質な青白い照明。 薬品の匂いとステンレスが擦れ合う金属音。 私は横の古びた壁を眺