小林さやか

1983年生まれ。記者。興味分野は、女性と子どもの人権。ジェンダー。介護。働き方。会社員として業務上は、行政取材を担当中。8歳、7歳、5歳の育児中。転勤のある会社で、両立のための壁にぶつかりながら今日まで生きながらえてきた。個人的な経験を社会化したいと、始めてみます。

小林さやか

1983年生まれ。記者。興味分野は、女性と子どもの人権。ジェンダー。介護。働き方。会社員として業務上は、行政取材を担当中。8歳、7歳、5歳の育児中。転勤のある会社で、両立のための壁にぶつかりながら今日まで生きながらえてきた。個人的な経験を社会化したいと、始めてみます。

最近の記事

園児の熱中症事故に思うこと

2007年、新人の頃、北九州市で同様の事故があった。 ちょうど7月の終わりの今頃、認可外保育園で、外遊びに車で行って、2歳の男の子が帰りの車内に取り残されて熱中症で亡くなった。 親になった今、より一層つらい気持ちになる事故だ。 人数確認すれば防げたはずだけど、園では車を降りるときも、そのあとの午睡のときも、確認していなかった。 その園は他にも色々ずさんだった。 でも、認可外保育園で保育士の配置基準がなく人員が手薄なことも根底にあるのではないか?と、思った。  認可外

    • 妊娠してから10年経った。

      ちょうど10年前、私は第一子を妊娠した。 なじみのない地域に配属され、孤独と戦いながらやっと4年。少しずつ手応えをつかみ始め、周囲からそれなりの評価も得始めていたころだった。 ところが、妊娠したその日を境に、見える景色は一変した。駆け出しの記者が妊娠、出産して、キャリアを積む道は、その時はまだ存在していなかったのだ。一夜にして、あっという間に戦力外の人として扱われるようになった。 子持ちの女性記者が生き残る道は、当時は1つしかなかった。ある程度キャリアを重ね、自分の地位