![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93537205/rectangle_large_type_2_1dc9f0448161ca713606f0b60763d419.png?width=1200)
「子どもに残る財産は??」~多文化の中で子育て~
長女が、日本語科のある
インターナショナルスクールに
通い始めたのは2021年の9月。
小学校に上がるのを機に
郊外からリヨン市内に
通うようになりました。
それ以降、日本の知り合いや友達に
「なぜインターナショナルスクールに通わせるの?」
「子どもはどう思っているの?」
「多文化の中の子育てのメリットは?」
など色々と聞かれていますが・・・
長女をインターに通わせ始めた理由は、
完全なる親の願い、望み(;^ω^)
それでも長女は今のところ
インターで学ぶこと楽しんでいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1671294583205-ensoPnznJY.jpg?width=1200)
もし、子どもが、インター嫌!という
意思表示をしてくることがあったら
それは尊重したい。
でも、それまでは通ってほしい!
日本語、日本文化云々ではなく、
もっとすごい財産が子どもに残る
と思うから。
それは
『子どもの国境感覚がなくなる/軽くなる』
ということ。
![](https://assets.st-note.com/img/1671294364847-0jxerqylO5.jpg?width=1200)
娘の通うインターは9か国語の
セクションがあります。
(日本語、中国語、英語、アラビア語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語)
学校に迎えに行くと
子ども同士がそれぞれの言語を
話しているのが聞こえてきたり
待っている親がそれぞれの言語で
話しながら待っている。
こっちで、アラビア語、あっちでイタリア語、
そっちではポルトガル語、英語、中国語・・
というのが自然の状態。
一瞬、「ここは一体どこ?」と思う
不思議な空間。
そんな環境で育ったら、
この国にいる、あの国にいる
という感覚がなくなるんじゃないかな
って思います。
だから今後の人生で、自然と
なんでこの国じゃなきゃだめなの?
あの国でもいいんじゃない?
あっちの国でもいいよね?
と思い、身軽にスッと動けるのかなと。
この感覚は、今後
日本語をたくさん忘れても
日本文化をよく覚えていなくても
どうやっても子どもに残る財産!!
(子どもの国境感覚がなくなる/軽くなる)
インターナショナルスクールに
通わなくてもフランスに住んで
通学区内の学校に通っても多くの
文化が交わっている。
多文化の中での子育ては
楽しいことばかりじゃないけど
親子にとって貴重な経験であり
かけがえのない財産として残る。
そんな環境で子育てできることに
感謝しながら暮らし続けたい。
![](https://assets.st-note.com/img/1671294427236-uxkemlHmHX.jpg?width=1200)