最悪の中に潜む幸せ/アシュタバクラの教え
こんにちは!ウェルビーヨガアドバイザー
吉田紗弥です。
11月に入りまして、秋晴れの季節が綺麗ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日もヨガのお話をしていきますね。
ある国に王様が住んでいました。
その王様にはアシュタバクラという家来がおり、
王様はその家来がとてもお気に入りでした。
なぜなら、そのアシュタバクラは、
王様が彼に何か相談をしたとき
いつも、
「王様、心配ありません。
それは最高の出来事です」
というのです。
そんなある日、
王様は森に狩りに出かけました。
そこで王様は手に怪我してしまったのです。
しかしいつも通り、アシュタバクラは、
「王様、心配ありません。
それは最高の出来事です。」
と言ったのです。
すると王様は、
「自分が怪我をしているのに、
最高の出来事だとは何事だ!」
と怒ってしまい、
そのアシュタバクラを牢獄に
閉じ込めてしまったのです。
そしてまたある日、
王様は狩りに出かけました。
すると、その森の部族に捕まってしまい、
生贄にされそうになったのです。
しかし、その部族は王様が
手に怪我をしていることに気づき、
怪我をしている者は生贄には相応しくない、
と王様を離して、王様は助かったのです。
王様は、
「アシュタバクラの言っていたことは正しかった」と
帰って牢獄からアシュタバクラを解放し、
「すまなかった」と謝ったのです。
するとアシュタバクラは、
「いいえ、王様、私も牢獄に入れられたことは
最高の出来事でした。
もし、王様と一緒に狩りに出掛けていたならば、
私が生贄にされていたでしょう」
と言ったのです。
私たちも、
何かその時に
「最悪だ!」と思う出来事も
後々考えてみると、
実は最高の出来事だった、
と思えることはよくあることかもしれませんよね。
もし、身に振りかかることが最悪だと思ったとしても、
それに身を委ね、
「何か意味があることなのかもしれない」
「これは実は最高の出来事になるかもしれない」
と考えることで、
私たちは、日常生活をより良く、
そして人生をもっと有意義に過ごすことができるかもしれませんね。
ここから私のお話になります。
先週私は夫と一緒に
日光に日帰り旅行をしてきました。
旅行の計画としては、
日光東照宮→
英国大使館別荘のアフターヌーンティ→
華厳の滝
を堪能するということで
ワクワクしながら当日を迎えました。
この中でも一番楽しみにしていたのが、
英国大使館別荘のアフターヌーンティー。
実は私アフターヌーンティー
とやらを未だに食べたことがなく、
旅行を計画した時、
たまたま、テレビでこの場所の特集をしており、
予約は受付していないようでしたが、
中禅寺湖を眺めながら、
食器も可愛らしく、美味しそうなサンドイッチと
スコーンをタレントさんが食べる姿に
「めちゃ楽しみ!!!」とワクワクが止まりませんでした。
そして当日になり、
日光に着くと腹ごしらえをし、
日光東照宮にまず出掛けたのです。
しかし平日にもかかわらず、
観光客がウヨウヨ。
学生の遠足もあり、たくさんの外国人で
紅葉を観にくる人たちで
ごった返していました。
まずは日光東照宮を堪能しようと、
鳥居をくぐるのですが、
全然進めない・・。
徳川幕府の遺品などが展示している
資料館も一緒にチケットを買ったのですが、
たくさんの人でなかなか前に進むことができず、
時間は刻々と過ぎていく・・。
観光客はみんなパシャパシャと写真をとったり、
自撮りで楽しんでいるのですが、
私の気持ちが先走り、
お目当の
アフターヌーンティなのでサクサク進みたいが
思うように進めない....
時間がどんどん過ぎていくことを心配して、
目線は煌びやかな建築よりも
時計を見る回数が増える😂
せっかく来たのだから、と博物館の方に寄るも、
ラストオーダーの時間が気になり
解説を読んでも頭に入らず。。。
焦りに焦って時間はラスタオーダー近くになり、
急いで車に乗り換え、英国大使館別荘に向かうも、時間はギリギリ。
Googleマップを見て道を通るも、
近道だった場所が期間限定でなんと通行止め😂
しかも、別荘近くのパーキングは満車状態😓😓
さらに急いで別のパーキングに車を停め、
急足で、歩くこと10分。。。
ようやく着き、ラストオーダーに間に合った!
と思ったら、
満席でラストオーダーが終了しているではありませんか!!!!😫😫😫
私の中で日帰り旅行の醍醐味はこのアフターヌーンティだったので
かなりのショック😨
せっかく急いで来て、中禅寺湖を眺めながら
ゆったりと美味しいスイーツを食べたかった、、
テイクアウトのスコーンで我慢し、
ベンチに座って食べたのです。とほほ。
そしてまた、ふと時間をみると、
華厳の滝の閉館時間が迫っていました。
慌ててテイクアウトのスコーンを食べ、
また車に乗り、
華厳の滝へ。
今度は時間ギリギリで閉館に間に合い、
滝まで寒いトンネルを潜っていくと、
そこには今まで見たことないような
壮大な滝が!!!!
断崖絶壁の約100メートルある滝が目の前に!!!
間近で見る滝つぼは迫力満点。
轟音とともに水しぶきが弾ける豪快さ。
さらに解説をみると、
1秒間に約3トンの水が流れ落ちているとかで
その自然の素晴らしさに
声も出ない・・!!!
そして滝と同時に、
周りの木々が紅葉しており、
緑と黄色、赤のコントラストがすごく美しい!!
「最高〜!!来てよかった!!」と
写真を撮りまくり、
滝の迫力に大感動で時間を忘れ
堪能してしまいました。
そしてハッと気づくと、
「もしあのアフターヌーンティーを
優雅にゆっくり堪能していたら、
この滝は閉館時間を過ぎて
見れなかったかもしれない。
むしろテイクアウトして
美味しいスコーンも食べて、
滝も見れたからこれでよかったのかもしれない」と思えたのです。
アフターヌーンティーのレストランで
優雅に食事ができなかったことが「最悪だ・・」と思ったけれども、
結果、華厳の滝に間に合い、
素晴らしい日本の滝に巡り会えたことは
最高の出来事となりました!
私たちは、
日常生活、そして人生の中で、
自分の望まないことが
目の前に差し出された時、
最悪だ、と嘆き、悲しんでしまう時があります。
けれども、その望まない現実の背後には
必ず重要な意味、そして
人生をより良くしていくためのヒントが
隠されているかもしれません。
まるで、ありのままの世界を受け入れていった
アシュタバクラのように、
私たちも、
目の前に差し出される現実を受け入れ、
人生の可能性を広げていきましょう!
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