画家になる
35歳の普通の主婦が、美大も出ていない凡人が、
突然そんなことを言ったら何をバカなことを言っているんだろう、と思われるのが普通かもしれません。
美大を出ていなくても、大人になってから始めても、絵が売れている画家さんはいるけれど、
それがひと握りの人だということもわかっています。
それでも絵を描くのが楽しいし難しいし、やっぱり楽しい。
画家になるのには資格も何もない。
本人が名乗ってしまえば良いだけだとも聞くけれど、でもやっぱり名乗るからには、絵を1枚でも売っているという実績は欲しい。
この1枚でも絵を売る、という実績が欲しいのには他にも理由があります。
それは夫に絵を描くことを、夢を、認めてほしい、というか見返したい!そんな思いがあります。
私は夫に絵を描くことを否定されていて、
「息抜きで、全体の1割くらいの時間で描くのは良いけれど、」
「主婦になって夢を持つのは違う」
「可能性は極めて低い、ほぼ0」
「他にもっと家庭のためになることをしてほしい」
「そんなことする時間があったら保険やお金、栄養、税金のことなど、家庭のためになること、役に立つことを勉強してほしい」
「特に栄養のことを勉強してほしい」
などと言われます。
(正直勉強は嫌いだし栄養の勉強も億劫で仕方ない…
心底自分が結婚に向いていないと思う日々です)
と同時に、色々興味を持って始めてみるものの長くは続かず、ある程度のレベルまで出来ると満足したり飽きたり、あるいは上には上がいると思うと、諦めて、また新しい何かを始めたりする私に、
「趣味に時間やお金をかけるなら、お金に繋がるくらいまで極めろ」
「極める前にいつも途中で飽きたり辞めたりしている」
「模索するのは20代まで」
「1つ決めたらやり抜け」
「そんなに甘くない、やるなら極めろ」
「逃げてるだけ」
なども言ってきます。(矛盾してるが?🥲)
これは自分でもコンプレックスに思っていることでもあったので、これらの言葉にはグサグサと刺されましたが、目も覚めたような気がしました。
だからもう絶対に諦めたりせず自分なりに極めて結果を出したい!もう逃げない!と、ある意味 夫の言葉のおかげで決意することが出来ました。
ですが、矛盾していますが、家での作成時間は1割ほどしか許されない状況の中、極めて結果を出していくことは、並大抵のことではないと思います。
可能性0だと思われているので、早く夫を認めさせ、制作時間を確保出来るようになるためにも、
まずは1枚、売れる、という実績がほしいのです。
家ではあまり時間がとれないため、
朝早く起きて描いたり、
会社に出社している時のお昼休みや
退勤後、20分だけ描いてから帰宅したりなど時間を作るように工夫しています。
いつか、パステル画家です。と自信を持って言える日のために。
夫を見返して、活動しやすい環境を作るために!
そんな私なので、
社会人になっても、結婚しても、子どもがいても(私はまだ子どもはいませんが望んでいます)、家族に応援してもらえていなくても、
夢を持って何かを目指している人の話を聞くと勇気づけられるし、自分ももっと頑張ろうと思えるので、そんな方々のお話も聞けたら(noteなどで読めたらいいな)と思っています。
よろしくお願いいたします☺️