見たいと思えば見れる
フランス旅行3日目の備忘録を書いておこうと思う。3日目は凱旋門に登って美術館を2つはしごするスケジュールだった。
凱旋門に登る
今まで写真やテレビといった、媒体を通してでしか見たことのない凱旋門を直接見ることができた。
朝起きてからずっとそのことに感動とワクワクでいっぱいだった。地下鉄に乗って、目的の駅で地上に出るともうすでにそこにあった。
感動だった。
想像よりやっぱり大きかった。凱旋門の内側に名前が彫られているのも初めて知った。彫られている彫刻も細部まで見ることができた。
「見たいと自分が願えば生きてる間に直接見れるんだ。」
そう思った。
ミュージアムパスを利用して、凱旋門を登った。中は螺旋階段になっていて、ふくらはぎが悲鳴をあげていた。
他の国の方もしんどそうで、「みんな同じなんだな。」と思った。
中間地点で小休憩をはさみ、凱旋門の上まで登った。
凱旋門の上からみるパリの景色は最高だった。
凱旋門を中心にパリの風景を見渡した。凱旋門から放射状に伸びている道には緑があって、緑に挟まれている部分はクラシカルな建築物ばかりだった。遠くにはエッフェル塔も拝むことができた。
「ああ、ほんとにパリにいるんだな。」
どこを見ても、パリを目一杯感じた。素敵な風景だった。地上に降りて、もう一度見上げるとやっぱり大きかった。
オルセー美術館
凱旋門からシャンゼリゼ通りを歩き、パン屋でパンをテイクアウトして、セーヌ川沿いのベンチでエッフェル塔を眺めながらパンを食べた。
もう何をしても異国の地っていうだけで、感動だった。
食べ終えた後、エッフェル塔を眺めながらオルセー美術館まで歩いた。
入り口で荷物チェックをされて、中に入った。音声ガイドを借りることにした。オルセー美術館は元々は駅だったようだ。
ところどころで駅の名残を感じた。細かい内装も多かった。魅力的な建物で飾られて作品も嬉しいだろうなと思った。
作品も想像通りたくさんあって、時間も限られていたので厳選しながら、たくさんの絵画や肖像を観た。
特に5階にはモネ、シスレー、ピサロといった大好きな印象派の絵画が多く飾られていた。日本で見たことのあるものもあれば、もちろんないものもあった。
絵画のモチーフになっているパリで、絵を観ることができていることにとてつもない感動を覚えた。大好きな画家たちが、約100年も前に同じ場所で絵を描いていたと想像すると、同じ場所にいて、同じ空気を感じることができることがすごく嬉しかった。
オランジュリー美術館
オルセー美術館を後にして、10分ほど歩いてオランジュリー美術館に向かった。
オランジュリー美術館でも、荷物チェックを受けて中に入った。最高気温が27度だったので、すごく暑くて、絵画を観る前に最初にカフェで休憩した。
さまざまな年代の絵画が展示されていたが、見どころであるモネの睡蓮の迫力はすごかった。
壁4面に長方形の絵画がカーブを描いて展示されていた。天井から日光が入る作りになっていて、陽の光を受けることで、微細な色の変化がわかりやすくなっているように感じた。
中心にソファが置かれてあり、座りながらモネの睡蓮を楽しんでいる方も多かった。
ソファに座って太陽の柔らかい光を感じながら、モネの絵を眺めて、1日中過ごせたら幸せだろうなと思った。
美術館を後にして、目の前の公園でパリの風景とそこにいる人たちを眺めた。
至るところにイスがあり、会話をしている人もいれば、日向ぼっこしてる人や、読書をしている人もたくさんいた。
夕方の5時でも日本の12時くらい明るくて、気温は高いけど湿度は低いので過ごしやすかった。
とても穏やかで暖かい時間が流れていた。
エミリー、パリへ行く
公園で30分ぐらい休憩して、次に向かった。Netflixで公開されているパリを舞台にした海外ドラマの「エミリー、パリへ行く」のエミリーの家に向かった。
今回パリに行くことを決めてから、友人にオススメされた「エミリー、パリへ行く」。
内容の感想は省略するが、とても面白くて、パリに行きたくなるドラマだった。ミーハーな私はそんなドラマのロケ地を直接観ることができたのも感動だった。
予約してなかったので、広場の近くのお店にはいけなかったけど、近くのビストロでご飯を食べてホテルに戻った。
最後に
今日1日だけでも感動がすごくて、いろんなことを感じて考えた。日常を過ごすのも好きだけど、こうやって旅行でいろんなことを刺激されるのも大好きだ。
明日はルーブル美術館とエッフェル塔に行く。明日もパリにいることの感動をたくさん感じることだろう。
誰かに伝わることを願って🌕
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