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読書感想文が楽に書ける方法(全国コンクール入賞経験あり)



♦自己紹介

3児の母、38(Saya)です。
読書感想文での受賞歴はゼロ。
作文は苦手でした。

夏休みの宿題はもらったら即開始し、
夏休み開始数日後には
ほぼ終わらせるタイプです。
しかし
読書感想文だけは別。
本を読むのも作文を書くのも面倒で
どうしてもやりたくなくて…

夏休み終了一週間前、母に相談すると
「映画借りに行く?本で読んだことにしたら?」
「それなら2時間で見終わるしいいやん!」
・・・今思い出すと、酷いですね〜(笑)
当時はナイスアイデアだと思っていましたが。
本を読まない子が夏休みの宿題を
無理やり終わらせる方法。
受賞歴ゼロ…は当然です(笑)

そんな私が母となり
子どもが小学生になった時、
読書感想文コンクールが
未だにあることを知りました。

自分は苦手だった。
でも子どもたちには
私のようになって欲しくない。
作文が得意になって欲しい。

でも当時1年生の息子はお世辞にも
国語が得意な子ではなく
本をたくさん読む子でなく
意見をたくさん出せる子でもない。

私自身も作文は苦手だし・・・

それでも私は子どもに読書感想文に
挑戦してもらいたかったのです。

私が読書感想文を書かせる目的

現在息子は小5。
1年生の時からずっと
必須の宿題ではありませんでした。
でも我が家では1年生から読書感想文は必ず
提出させるようにしています。

なぜか?

【読書感想文と言う宿題を利用して学習させる】
これが私の読書感想文を書かせる目的です。

本は自由に選ぶこともできますが
我が家では課題図書の中から選ぶようにしているので
普段読まない種類の本を読ませることができます。
そして本の内容を調べたり考えたりさせます。

だから本とにらめっこしながら読書感想文を
書かせることはしないです。
内容が理解できるのならば
本は1回読めばいい!と思っています。

私にとって読書感想文は
本を読んで欲しいとか作文の練習ではなく
本の内容を学習に利用すること
なので
完璧な作文を書くことを目的としていません。

楽しく取り組むべきなので
私がインタビュー形式で盛り上げながら
取り組んでいます。

参考にした本は?

読書感想文の書き方本だけは
絶対に見ないでいようと決めていました。

理由ですか?

型にハマるのは嫌だなという思いもありますが、
昔の自分は真似していたような気がしますが
それで作文が上手くなった記憶はないし
それを見たって作文を書くのは難しいのです。

子どもが、
作文って難しくないやん!!!
僕でも考えられるし、作品書けるじゃん!
読書感想文は7月中に終わらしちゃおう♪

とできる方法はないか…

それを考えついたのが息子が小学2年生の時。

そしてその作品がまさかまさかの
『京都市長賞』を受賞!
京都府で一番の賞です。
新聞にも名前・作品が載り、
全国へも進み、入選賞を受賞。

同じ方法を使い
小学3年生の時は受賞ならずでしたが
小学4年生の時は
『京都市教育長賞』を受賞!
京都府で4番目の賞です。

私のやり方でいいんだ✨
そんな自信が持てました。

※受賞2作品のはこちらに公開します
(考え方・下書きも含みます)

♦青少年読書感想文コンクールとは

毎年大勢の子どもたちが参加するコンクールです。
例えば息子が受賞できた年、令和3年の場合

​応募総数 3,171,367編
参加校  24,140校

ものすごい数なんです。
受賞すること、全国へ進むことの
大変さが伝わったでしょうか?

どんな賞があるのか

調べるまで全く知らなかったのですが、
読書感想文コンクールの受賞は階段方式。

【審査の流れ】
①学校審査→学校代表決定
②地区審査→地区代表決定
③都道府県審査→都道府県代表決定
④全国審査→各賞決定

こんな風になっているようです。


令和6年京都府コンクールの受賞者一覧より
【京都府知事賞】5人(→全員全国へ)
【京都市長賞】5人(→2人全国へ)
【京都府教育委員会教育長賞】5人(→2人全国へ)
【京都市教育長賞】5人(→1人全国へ)
ここまでが
小学校低・中・高から各1人
中学校、高等学校から各1人

【毎日新聞京都支局長賞】12人(→1人全国へ)
小、中、高等学校の各学年から1人

【京都府学校図書館協議会長賞】
小学校の部…18人
中学校の部…12人
高等学校の部…5人

全国コンクールは恐ろしく狭き門です。
京都府からはたったの10作品。
京都府知事賞であれば無条件で全国へ進めます。


他県の場合は異なると思います。
これは京都の場合なので
気になる方はご自身の県で調べてみてください。

全国コンクールというのは?

どうすればいけるのか…
京都府の中では上の賞から5名。
府知事賞受賞者全員+その他の賞から数名
という感じです。

全国コンクールに進むと
入選or入賞のどちらかとなります。
入選できなくても入賞として、
毎日新聞社から立派な賞状と
参加賞(図書カード500円分)が届きました。
そして、毎日新聞に名前が載りました!

ちなみに京都新聞に作品が載った時は
全文載せてもらえるため(写真赤丸部分)
とてもいい記念になります。

♦私のイメージは楽しく書ける作文

本を読むのが面倒
自分の意見を言うのが苦手
そんな息子でしたので、

「どう思う?」という質問には
「どうも思わない」「分からない」
としか返ってこず感想なんて…無理!(笑)

感想を書くのって難しいんですよね。

そこでどうしたらよいか…考えました!

そんな息子に対して

今のうちにママと一緒に
作文に慣れておこう〜♪
大丈夫、簡単だから〜♪

と教えてあげたかったのです。

考えたことを書くのではなく
答えを探していく
クイズみたいなそんなイメージ!

集めた言葉を上手く並べて組み立てる
パズルみたいなそんなイメージ!

読書感想文なのに?
クイズ?!パズル?!

これなら息子でもできそう!
感想が出てこない子でも
あらすじがまとめられない子でも
大丈夫!!!

他の読書感想文の書き方では
載ってないと思う私流の書かせ方。

気になる方はこの先も読んでくださいね♪

具体的なインタビュー形式の書かせ方も
下書きのメモも
実際の受賞作品2つも掲載しています!


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