鬱のとき見える世界と対処法
これまで躁状態のときの記事が続きましたが、それは躁状態のときはかなり世界がカラフルで行動的なので書くことがたくさんあるのですが、鬱の時は世界がモノクロで活動がほとんどできなくなるので書くことがあまりないのです。
しかし、今回はあえて鬱の時のことを書いてみようと思います。
わたしの場合、鬱期に入るととにかく活動が億劫になります。お風呂に入れないというのが有名な話ですが、お風呂はもちろん、食事やトイレなど人間の基本的な活動すべてがめんどくさいという感覚です。
元気なときは何も考えずにできることが、うつ状態になるとすごくハードルが高いことに変わります。
横になりながらぐるぐるとネガティブなことを考えているのですが、わたしの場合は過去の後悔とこれからの不安について考えることが多いです。
「なぜ、鬱になってしまったのか、いつからこんなにつらかったのか」とか、「また自立した生活をおくることができるようになるのか」みたいな考えても仕方のないことをずっと考えては悲しい結論を出して余計に凹みます。
なのでそういうときは身近な支援者に話を聞いてもらい、考えを否定をしてもらうということをやっています。少しだけ視野が広がって楽になります。
うつ病でも双極症でもない方も記事を読んでくれているようなので、一つ専門的なことをアドバイスをすると、元気なときからコーピング(ストレスに対処するための行動や方法)をたくさん集めておくのがおすすめです。
そして、それらの難易度とストレス発散度をなんとなく評価しておいて、気分が落ち込んだら適したものを試してみてください。
これでうつ状態になる前に復活できる可能性が格段と高まります。
ひどいうつ状態になると、どんなコーピングも実行するのが難しくなって、お薬と時間薬に頼るしかなくなるので早めの対処が大事です。
今回も読んでくださりありがとうございました!