憧れのリストランテ・サリーレで還暦ランチ
いつもの小学校からの友人達との月一ランチ。
先月還暦を迎えた1人と、来月迎える私のお祝いということで、
いつもよりちょっぴりリッチなランチに出かけた。
①リストランテ・サリーレ
このレストランを知ったのはちょうどコロナ禍の頃。
いつものようにGoogle mapを見ていて偶然見つけたイタリアンレストランだった。
クチコミが良いのでその後ホームページやインスタを追いかけるようになり、地元の食材を使った丁寧な調理と美しい盛り付けに魅了された。
大正建築のビルに入る素敵なインテリアのお店。
いつか絶対に行ってみたい。
しかし、コロナ禍でお店は休業されていた。
その後、大規模リノベーションを経てリニューアルオープン。
友人達にいつもよりちょっとリッチな還暦ランチを提案したら、快くOKしてくれた。
ようやく念願が叶った。
②夏の風物詩 高校球児と汗
地下鉄四つ橋線の肥後橋駅③出口を上がるとAPAホテルの正面に出てくる。
新潟産大附属高校野球部ご一行様の看板。どうやら夏の甲子園出場校の宿舎らしい。
こういう所に泊まるんだ。ちょっと意外だった。
高校球児達には、熱中症に気をつけて頑張ってほしい。
私達は地下鉄の階段を上がっただけでも汗が吹き出る。
汗をハンカチで拭いながら5分ほど歩くとイタリアの国旗が見えた🇮🇹
ここだ。
③おもてなしの予感
エントランスを入るとすぐに給仕のカメリエーレが迎え入れてくれた。
個室をお願いしていたので、玄関を入ってすぐ右横のお部屋に通された。
きちんと冷房が効いていて、あー涼しい。生き返る。
美しいテーブルセッティングに期待が膨らむ。
このたくさんのスプーンやフォークやナイフを全部使うのね。
本日のお品書き。
④期待以上のお料理
何も言わずにお料理を見て頂こう。
⑤もったいなくありがたく贅沢なお料理
地元の食材を生かして丁寧に調理されたお料理の数々。
自家製のお味噌や手造りの麺やソースが使われていて、
本当に手が込んでいて美しく、
どれも美味しかった。
以前は2階、3階に客室があったそうだが、リノベーションされてからはぐっと席数を少なくされている。
この1階の個室が最大5席。
ライブキッチンとしてのカウンター席が最大9席。
マックス14名のためのお料理だ。
なんだかもったいなく、ありがたく、本当に贅沢なお料理だった。
⑥しみじみと思うこと
いつもはあまり感情的なことを口にしないひとりが、
最後のバースデープレートを見て言った。
「まさかみんなで還暦を迎えることになるなんて、知り合った頃には思いもしなかったね」と。
そりゃそうだ。
小学校5年生の時に同じクラスになった5人が、今もこうして月一ランチしてるなんて信じられない。
50年続いたおつきあい。
いっしょに還暦祝いができるなんて奇跡だ。
とても良い気分でお店を後にする私達をシェフとカメリエーレがお見送りしてくれた。
こういう小ぢんまりとした名店は経営も難しいと思う。
どうかいつまでも続いてほしい。