韓国ドラマの魅力に迫る
この前のnoteで今度はこれまで見た韓国ドラマのベスト5特集でもやってみようかなとつぶやいたが、
とても5タイトルには絞れそうになかった。
私の韓国ドラマの師匠たちはかなり良いドラマを紹介してくれていてハズレがなく、
それをさらに絞るのは難しい。
なので、タイトルごとではなく、韓国ドラマそのものの魅力について、日本のドラマとの違いも含めて考えてみることにした。
①大切にされることが自分の価値を高めてくれる
どのドラマでもそうなのだが、
主人公がヒロインに対してどこまでも優しく、
本当に大切にしてくれる。
そしてその所作がとても自然でわざとらしくないのだ。
『愛の不時着』の
リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)もユン・セリ(ソン・イェジン)に対してどこまでも優しい。
そりゃあ、あんなに優しくされたら、
実生活でもソン・イェジンが恋に落ちて結婚するのは自然の流れだろう。
世の女性にとって大切にされるということは、
何よりも自分の価値を高めてくれる。
そしてそんな相手のことを自分も大切に思うことだろう。
私は今まで生きてきてあれほど大切にされた記憶がない。
日本のドラマを見ていても、
そこはあまり感じたことがなかった。
韓国ドラマと出会って、
とても新鮮でヒロインに感情移入し、
幸せに浸れる瞬間だ。
②ジャンルに縛られないストーリー
ジャンル分けしようと思ってもできないほど、
型にはまらない多様なストーリー展開が用意されている。
1時間半16話に飽きることがない。
私が最初に見た韓国ドラマ
『梨泰院クラス』では
格差社会、復讐劇、下剋上、株取引、恋愛模様、これでもかというくらいてんこ盛りのストーリー展開が用意されている。
パク・ソジュンが無骨な主人公の青年を淡々と演じていて、
虎視眈々と成り上がって行く様にどんどん引き込まれていく。
③主役級俳優の層が厚い
まだ35タイトルしか見ていないが、
主役の俳優が被ることが日本ドラマに比べて少なかった。
主人公を演じることができる俳優、女優さんはかなりたくさんいる印象で、層の厚さを感じる。
そして息も長い。
日本では人気の俳優、女優さんが一年のうちに何本もドラマ、映画、舞台をこなしていたのに、
次の年から急に見なくなることも多いが。
④脇役の俳優さんの演技の幅が広い
主役は被らないが、
脇役の俳優さんはこのドラマ、あのドラマとひとりで何本も出ている。
しかも、役どころが全く違うので、
初めは同一人物とは気づかない。
優しいオンマ(お母さん)を演じていたかと思えば、
悪徳女社長になったり、
頼れる上司を演じていた俳優が凶悪な殺人犯になったりする。
演技の幅の広さに驚く。
⑤兵役前後で俳優がまとう空気感が変化する
韓国人の男性には兵役があり、
もちろん俳優もある年齢までには入隊することになる。
兵役前はその若々しく清々しい演技が素晴らしいのだが、
除隊後はますます凛々しく、立ち居振る舞いも美しく変化する。
コン・ユの兵役前の『コーヒープリンス1号店』と兵役後の『トッケビ』。
ソン・ジュンギの兵役前の『成均館スキャンダル』と兵役後の『ヴィンツェンツォ』。
ヒョンビンの兵役前の『シークレットガーデン』と兵役後の『愛の不時着』。
長い俳優人生の途中にこの兵役があり、
前後でまったく違う魅力をまとうことが韓国俳優が息長く活躍する秘密なのかもしれない。
⑥韓国ドラマに沼落ちしませんか?
韓国ドラマの魅力はまだまだあり、
見たいドラマもまだまだたくさんある。
これからも夜な夜なヒロインに感情移入しながら、幸せな夜を過ごそう。
いっしょに韓国ドラマに沼落ちしませんか?
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