【ファーストクラスで世界一周】実践編1. 伊丹・羽田
ファーストクラスで世界一周。
この突拍子もない還暦女子の一人旅を実行することになった経緯は、
【マガジン:ファーストクラスで世界一周 準備編】にまとめているので、
ここでは省略させて頂くことにする。
まだお読みでない方はぜひこちらも！
①記念すべき第一フライトだけれど
この旅の記念すべき第一フライトがドラマティックな国際空港からの出発ではなく、地味〜な伊丹空港からぬるっと出発するところが私らしい。
フライトも2025.1.10.金曜日15:00発というド平日の真っ昼間なので、家を出る時には家人は不在でジャッキーにだけお別れをして、そっと出て来た。
ANA国内線にファーストクラスは無いのでプレミアムクラスとなる。
それでも豪華カウンターでのチェックインを思い描いていたのに空港の人に尋ねるとチェックイン機で手続きしてくださいという。
それなら家でゆっくりモバイルチェックインして来たのになぁ。と思いながら、10桁のマイレージ番号を入力し、他にもいくつか入力するとQRコードが届いた。
ラウンジはどうよ？と、気を取り直してラウンジへ向かう。
最初に目についた「ラウンジオーサカ」に入ってみる。
チケットを見せるとクレジットカードの提示も要るらしい。
楽天プレミアムカードを出すと「入ってよし！」とのこと。
席についてソフトドリンクを1杯。
狭いラウンジはほぼ満席で暖房が効き過ぎて暑いくらいだ。
早々にそこは出て、ANAラウンジを探すことにする。
②こんなところに秘密の扉が
2階フロアをふらふら歩いていると保安検査場の所まで来てしまった。
そしてふと見るとあるじゃあないですか！秘密の扉が。
この扉の向こうにはプレミアムチェックインカウンターがあり、保安検査場も他とは別の個室検査場があり、検査場を抜けるとラウンジへのエスカレーターが現れ、ラウンジへと導かれた。
早く教えてよ！庶民にはわからないよ！こんな秘密めいた場所。
ようやくANAのラウンジでプレミアムな気分に浸ることができた。
③ホテルメトロポリタン羽田
この日のフライトはたった1時間だった。
羽田空港では前泊することになっていて、空港から京急線で2駅目の天空橋駅にある「ホテルメトロポリタン羽田」に宿泊する。
2023年10月開業の新しいホテルだ。
1時間のフライトにも関わらず機内食が出た。
食事は平行飛行の時間帯にサーブされるので実質20分ほど。
私にはとてもそんな時間で食べ切れないと思っていたら、テイクアウトにしてくれた。
これをホテルのお部屋で晩ごはんとして頂くことに。
本当にありがたい。
④羽田空港チェックインからファーストクラスラウンジへ
ホテルでぐっすり眠った後、専用シャトルバスで羽田空港第2ターミナルまで送ってくれた。
ちなみにこちらのホテルで1泊2日11,405円税サ込。この後の海外ホテルの値段を考えると天使のようなお値段。
ターミナルは広く明るい。
伊丹空港の教訓から事前にファーストクラスチェックインカウンターの場所を調べておいた。1番奥の白い四角い秘密の小部屋がそれだった。
事前にオンラインチェックインは済ませておいたのでQRコードは持っていたが、紙チケ（コンサート用語）がほしいのでカウンターで出してもらった。
保安検査も優先レーンがあり、あっという間にラウンジまで到着。
荷物の整理をしたいのでまずはシャワー室に行ってみることにした。
シャワー室は2階にある。
次は3階ダイニングで朝ごはん。
ファーストクラスでは着席スタイルでメニューから選ぶらしい。
ANA名物チキンカレーやラーメンなど食べてみたかったが、この後の機内食のことを考えてパスしておいた。
フライトまでの残り時間は4階のラウンジでコーヒーを飲みながらのんびり過ごした。
⑤ANA 羽田→ニューヨークJFK便
いよいよニューヨーク便の搭乗時刻が近づいてきた。
そう。私の最初の渡航先はアメリカニューヨークだ。
ラウンジを後にしてゲートへ向かう。
機内に案内されて席に着く。
窓３つ分もあるのか⁉︎
その広さと長さに驚く。
モニターの画面がうちのテレビより大きい。
ウェルカムドリンクと共に担当の客室乗務員の方が挨拶に来られた。
松下奈緒似の美しい方だった。
アメニティやヘッドホンや安全ビデオを見ている間に離陸した。
食事と飲み物メニューはこんな感じ。
飲み物はもっとページ数があった。
アルコールが飲めたらフライトタイムがもっと充実するのだろう。
当分の間食べられなくなる和食を注文することにした。
平行飛行に入るとすぐ食事が始まった。
食事が終わるとパジャマに着替えるように勧められ、
化粧室に行って支給されたパジャマに着替えた。
席に戻ってくると綺麗にベッドメイキングされていた。
日本時間で言うと昼の3時だが、
ここからは現地時間で過ごせということなのかもう寝る態勢だ。
『バービー』と『ラ・ラ・ランド』と『かもめ食堂』を見ながら、
うつらうつら。
フルフラットだと所々意識が飛んで眠っていることがある。
そうこうしているうちに朝食の時間となった。
和食は私には塩分が濃いめだったので、洋食にすることにした。
好きなものだけピックアップして頂いた。
朝食が済み着替えを終えるとそろそろ着陸態勢に入ると言う。
15時間もフライトがあったとは思えない。
この時、快適は時間を短縮することを知った。
ニューヨークの街が見えてきた。
昨日までの寒波で降った雪が積もっていた。
さあ、いよいよニューヨークだ。