肥毒の抜けた種で育てたニンジン、その他
自然農法に切り替えた今年。
とは言っても育たない野菜も多く、ナスやピーマンはほぼゼロ。
レタスも小さいし
きゅうりも微妙
ずっと無肥料だけど豊作だったサツマイモまで収穫が減るという事態に。
自然農法に切り替えたと言っても肥料は残ってるので、あと数年はそんなもんだろうと思っていました。
そんな中、メルカリで購入した肥毒の抜けたニンジンの種。
いい種でもうちの畑では育たないだろうと期待せずに蒔いて、ほぼ水もあげずに育てました。
しかし、なかなか大きくならず何時まで経っても細い葉っぱに「無理かー」と諦めモードでした。
今日、寒くなってきたしニンジンも抜いておこうかと抜いてみたら、なんと立派なニンジンがゴロゴロと。
自然農で育てると成長がゆっくりだ、と聞いたことがありましたが本当でした。
期待してなかったのでビックリでした。
肥毒が抜けつつある大豆もそこそこ収穫出来ました(今までまともに収穫に至らなかったのに!)
自然農法はただ土が良ければ良いわけでもなく、肥毒が抜けている種がとても重要なんだ、という事を学べたことは本当に大きな収穫でした。
また、人間が「考えて」足した肥料が、野菜本来の力を奪う事になっているんだ、という事を経験できました。
野菜も人間も実は何も足す必要はないってことなのでしょう。
土も種も肥毒が抜けたら、もっと野菜の収穫量が増えるのかなぁと妄想しています。
これからは雪が降る時期なので畑仕事は年末から春までお休みになるけど
来年に向けて肥毒が抜けた種を色々準備しているので今年より収穫量が増えるといいなぁ。
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期待してなかった繋がりで・・・
元々は納豆を発酵させたくて購入したヨーグルトメーカー。
私が購入したのが縦長だったので納豆には向いていなかったけど
塩こうじ、醤油麹、甘酒などが一晩で出来るので本当に重宝しています。
麹でいろいろ作る方は持ってて損はないと思います。
カレー麹 → カレーが出来る(でも、ルーを使ったカレーとは違う仕上がり。甘口。)カレー麹を食パンに塗ってチーズ乗せて焼いたら美味しかった。
三升漬け → 甘さの中にすんごい辛いのがある。あと数か月寝かせたら食べやすくなる??
玉ねぎ麹 → スープには欠かせない。本当にコンソメ要らなくなる。
醤油麹 → とろみと甘みが加わった醤油。ご飯の上に目玉焼きのせて醤油麹のっけて食べたらマジで最高。お刺身やお寿司も旨い。
塩こうじと甘酒 → 混ぜて魚の切り身を漬けたら西京焼き風。
畑でトマトが収穫できるようになったらトマト麹を作りたい。
(3年連続してトマトが全く育たないという謎)
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畑で大きくて立派な冬瓜をいただきました。
変わり種のレシピはないものか??と探していたら、なんとジャムに出来ると。
梅ジュースの梅があったので、その梅と冬瓜でジャムを作ってみました。
食べてみると梅ジャムに食感が加わるって感じでした。
少し青臭くなるのかな?と思ったのですが、全くありませんし
冬瓜の水分で味がぼやけるかな?とも思ったのですが、それも全くありませんでした。
ジャム繋がりで・・・
ローゼルを沢山もらったので半分はジャムに。
前回作ったときはトロトロしてるとは思わなかったけど、今回はめかぶ!?ってくらいトロットロに。
しかも煮ながら混ぜるたびにトロトロに空気を含んでしまうので、食感が独特。
瓶詰して放置したら何か変わるのか??
収穫時期が遅くなるほどにトロトロになるのか???
謎は深まるばかり。
半分は砂糖と酵素ジュースになるかな?と思って漬けてます。
こちらもトロトロになるのか??
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私は「やってから考える」を大切にしているので、とりあえずなんでも手を付けてますが
やってみなきゃ分からない事ばっかりだな、と思っています。
正直、ジャムに冬瓜は躊躇しましたが、これからは冬瓜が食べきれない時はジャムにするという選択肢が出来ました。
初めてをやってみればやってみただけ、選択肢が増えるんだなと思ってます。