変容と感情
この記事は感情と対峙している人向けに書いています。
過去世を今も生きている人向けには書いていません。
過去世を終わらせ今生を生き始めている人向けに書いています。
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占星術では火→土→風で経験したり学んできたことを水のサインで形を変え1つにするため、エレメントの1つのサイクルは終わりを迎えます。
まずは蟹座で自分を作り、蠍座で自分を破壊して再生し、魚座で肉体の死を迎え自分を溶かし、新しい人生の準備をする。
このことからも水のサインがただの学びの終わりではなく、変容も意味する事が分かります。
そして、水のサインは感情をつかさどるからこそ、変容には感情が必要不可欠なことは占星術の視点からも明らかです。
蟹座も変容ですが、まだまだ個人レベルでこの段階でのエゴはまだ未熟。
でも、蠍座の変容は獅子座で出来たエゴも絡むため桁違い。
ゆえに真の変容には蠍座が必要不可欠。
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蠍座のアーキタイプの中心にあるものが
「エゴ(傷つきすぎた自分)の終焉と変容(死と変容)」
って事。
そのために
自分の限界に直面し、その限界を超える必要があり
闇との対峙した者だけが見つける真実がある。
また、変容とは「形を完全に違うものに変える」と言う意味があるため
蠍座が管轄する変容には「闇」から湧き出るどす黒くて汚い、最低な自分と、輪廻転生の中で持ち越されたあらゆる感情との対峙が求められ
その自分を完全に受け止めた上で「今までの自分とは全く別の自分になる」わけです。
この段階の学びでは、自分の限界にも向き合わされます。
でも、その限界に真っ向から向き合い、その限界と共にある様々な感情をひとつ残らず真摯に向き合うからこそ変容が起こるのです。
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感情に向き合うのが苦手、でも幸せになりたい。
という言葉を数えきれないほどクライアントさんから聞いてきましたが
感情に向き合わずに変容は起こりませんし
変容無くして幸せはありません。
自分のできる範囲で
自分のタイミングで
自分なりの方法で
あっという間に変わりたい
と言っている間は現状維持が続く。
本当に変容したいなら、まずは過去世を終わらせる事。
(本当に過去世のまま生きている人ばかりです)
その上で1ハウスからの学びを丁寧に一つ一つ取り組むこと
その過程でやってくる4H、8Hで感情に丁寧に取り組むこと。
繰り返しになりますが、感情に向き合わずに変容は起こらない。
人生を変えたいなら感情に向き合う事からです。
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余談ですが、8H(蠍座)の学びを終えて変容を迎えると
9H、10H、11Hと続き、12Hで身体的な死を迎えます。
この9~11Hの間には社会の中で精神的な成長と意識の進化を推し進める時期ゆえに感情的にもかなり揺らされる事が多いです。
またこの状況にプラスして「人生の終わりと死」という避けては通れない事に向き合わされます。
だからこそ8Hまでの感情の向き合い方が、この時期の人生の質と関係します。
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