自分の意識の進化のレベルは、他人じゃないと分からない。

意識の進化が進むほどに、人は宇宙の法則を理解し、宇宙の法則に則って生きている。
という事を書いた事があります。

意識の進化、宇宙の法則の理解に対して重要なのが、感情の感じ切りです。
その理由は「意識の進化のレベル＝自分が受け入れた闇の深さ」とも言えるからです。
感情の感じ切りを表面的にやっていても、意識の進化はありませんが
感情を通じて自分の闇の闇にまで向きあった人は、その対極の意識にまで到達できるからです。

言い換えれば光の７次元、８次元を体感するには、７次元８次元の闇に到達する必要がある訳です。
自分が抱える闇を知るほどに、光にも気づけるのです。

自分はどのレベルまで意識の進化が進んでいるか？を見極めるには、他人の客観的視点が必要。
これは自分では分からないからです。

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先にエゴと意識の進化の話を。
意識の進化が進むほどにエゴは自分と統合され、その人の人生にエゴはあまり影響しません。

が、意識の進化が進んでいない人ほど、自分のエゴの影響をモロに受け
エゴを中心に自己防衛を基本として生きています（エゴが強いと表現される状態）

エゴが強い人は意識の進化とか、地球、宇宙の進化、自分の魂の願いなんて事よりも「もう二度と傷つかないため」に人生の時間を使い、生活しています。
その人達は、自分が傷つかないために〇〇をする
自分が失敗して傷つかないために△△をする事にばかり意識が向くため
なぜ、自分が「これ以上傷つきたくない」と思い、そのような行動を取る理由（闇に隠れている未消化の傷）に向き合う事がありません。
自分の感情から自分の闇に向き合わない。（その重要性がピンときていない）
なので、その人の意識の進化のレベルは低いわけです。

が、面白いのがエゴが強い人（エゴと自分の統合が進んでいなくて、不安や恐怖を軸に生きている人）ほど
「自分は進化している」
「前に進んでいる私が教えてあげる」などと言い切ったりします。
エゴが強い人ほど自己評価がやたらと高い傾向があります。

なぜ、エゴが強い人の自己評価はやたらと高いのか？
それは、そうやって自分で自分を偽り、自己評価を高くしておかないと生きていけないほど、傷つきすぎている（未消化の傷が多い）からです。

意識の進化が進んでいる人ほど、自分は宇宙の一部であること
自分の人生は地球と宇宙の進化の為にあること
現実の出来事は自分の内面が投影されている事を知っているため
自分の人生、現実に対して真摯に向き合っています。
また、自分は出来てる、分かっているという「オゴリ」が自分の成長を止めることを理解してるので、とても謙虚です。

と、どちらにしてもその人の意識の進化の段階は自分で評価は出来ないのです。
前者は「成長しきってる」くらいの事を平気で言うし
後者は「まだまだ」と自分の成長を認めない。

だからこそ意識の進化の段階を評価するには他人が必要なのです。

私はクライアントさんの意識の進化の段階を評価しますが
その人の言葉を聞いたり読んだりすると、大まかにですが分かります。
実際に話をしてみると、その人がどのような視点で世の中を見ていて、何を得ているか、どのような内容の話をして、何に疑問を感じているか、で分かります。

その人の言葉にはその人の意識の進化の軌跡があるので、とても分かりやすいです。

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余談ですが、ある男性は自己評価がとても高く
「自分ほど成長している人間は居ない」と言う態度をとりますし
「自分はとても感覚的で、感覚で全てを判断している」と言い切ります。

が、その男性を見かけた人が
「あの人ってあんな格好（作務衣）してるけど、金のネックレスして、高級外車を乗り回してそう」と言ってたそうです。

結局、こういう事なわけです。
自己評価が高くても、他人はその人の「今の意識の進化のレベル」を見抜いてしまう。

この人は、この男性が物質主義なところを「金のネックレス」「高級外車」と言う言葉で上手く表現したわけです。

自分は成長してる、感覚的だ、宇宙と共にいきてる
そんな発言をいくらしても、他人の目はごまかせないって事です。