「思い込み」に触れた時が本当のスタート
思い込みとは
未消化の傷をベースに自分が自分に与えた設定
自分が自分をどのように捉えているか、です。
そして、その思い込みによる設定の内容をベースに人生は創造されるのです。
(外側に答えがない、救済がないのは思い込みが人生の基盤にあるから)
なので「私は邪魔者だ」という思い込みがあれば
人生のあらゆる部分で「私は邪魔者だ」を実感する事になるのです。
例えば
小学生の時に親戚のおばちゃんがお年玉をくれた時、弟には「どうぞ」とくれたのに私の時には「あ、Aちゃんを忘れてた」と言われた、とか
属していたグループの子たちが楽しそうに話していたので、自分が混ざったら雰囲気が変わった、とか
明確に「あんた、邪魔なのよ!」と言われるんじゃなくて
あちこちで「私、邪魔?」と自分が感じることが起こるわけです。
それが嫌で、みんな相手に尽くしたり、相手にやさしくしたり、
誰かよりも秀でては、周囲に自分の重要性を認めさせようとしたりするわけですが、思い込みがある限り
思い込みが想像する現実を「どうにかしよう」と躍起になっても、残念ながらどうする事も出来ません。(というより、こんなに頑張ってるのに改善しないという現実にまた傷つく)
水瓶座時代は利他的に生きることが重要ですが
自分の傷が癒され、思い込みが無くならない限り、利他と犠牲の違いが分からないんだろうと思います。
だからこそ、水瓶座時代を生きる為には、古い自分(思い込み中心の生き方)は終わりにする必要があるのです。
* *
感情の感じ切りをやっていくと、思い込みには比較的早い段階で気づくことがあります。
「この思い込みがある。だから今までの人生でこういうことがあったのか」と辻褄が合い、スッキリした感覚になるのですが、実はこれで終わりではなく
実はここからが本当のスタート。
その思い込みが引き寄せた事象に傷ついた自分の思いを受け止め言語化をする。
それがある程度終わると、思い込みについて一段階深く理解できる。
深く理解するほどに自分自身は癒される。
そうやって、思い込みによって傷ついた自分が癒されるほどに
自分が持つ思い込みを徐々に徐々に理解を深める。
自己の癒しが進むほどに、思い込みの質量が減る。
思い込みの質量が減るから、思い込みを再体験する現実が減る
それを人は「変わった」と表現するわけです。(そして、その状態こそが癒された状態)
自分を癒すという事は本当に時間がかかります。
何しろ、自分の魂の輪廻転生の中で出来た傷や思い込みに向き合い、それを癒すわけですから。
そして、この過程は他人が立ち入ることは出来ません(サポートは出来る)
自分で自分に向き合い、自分で自分を癒し、救済するからこそ魂の癒しが起こり
その過程で得た経験や知識を智慧として、それを他者のために使える。
自分の魂の癒しと救済の方法は、基本は同じであっても最終的には「オリジナル」になっていきます。
だから、ホメオパスでもるバッチ博士は、感情に焦点を当ててフラワーレメディを体系化させたわけですし
感情の感じ切りをベースとしたエネルギーワークは多種多様にあります。
だからこそ、自分の経験から得た智慧を誰かの為に使う。
これが本当の仕事であり奉仕だと思います。
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