『どうしても頑張れない人たち』を読む⑥
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読んだページ数:28~30P
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①印象に残った点
・支援を し難い/したい とは思わない ような言動をする人達を頑張れる ように するには、彼らを支援する 側の人達も頑張る必要が ある。少年院では非行少年たちの保護者を集めて保護者会を開く ことが ある。その中で最も重要な ことは、保護者に「子供達の更生の ために、今一度 彼ら と向き合って見よう」と思わせる ことだ。
・ただ この時、一方的に解決策を投げ掛けたり、「あなた方が〇〇だった から子供が こうなった」などと子供達が非行に走った原因を 親の せい にする かの ように言う のはNG! 自分は良かれと思って言った一言で、親のプライドを傷つけ、子供達に関わろう する やる気を奪ってしまう恐れが ある からだ。
・なので まず一番 最初に親に伝える べき こと は「今まで本当に良く子育てを頑張って来ましたね」や「大変でしたね。でも私達が いる から もう大丈夫ですよ」と相手を尊重し、安心させる言葉を かける ことが支援者の すべき ことだ と筆者は語る。
・また支援者は 組織内で お互いのメンタル面を しっかりと考慮する必要がある。支援者同士の連携が上手く出来ていないと、お互いの状況を理解 出来ず意見の食い違い が生じたり それが原因でストレスが溜まったり する。そして その せいで「頑張れない支援者」が生まれてしまう ことも ある のだ。
②自分が感じた こと
○保護者会やカウンセラー、相談室と聞くと、何となく相手の話や悩みを聞いてアドバイスを する と言うイメージが自分の中には あった。でも ただ「こうすれば良い!」、「あなた方の やり方は間違って いるから、この方法で やりなさい!」と その人がやって来た ことを否定する ような提案をしてしまうと、前回の「何気ない一言が、その人のやる気を奪う/プライドを傷つける」こと と同じ ように、逆に人を相手を傷つけて しまう恐れがある。だから そう ならない ためにも、まずは意外と忘れ がちな「今まで頑張って来た相手を労う」言葉を かけ、そこから自信を つけさせて自分から進んで子供達に関わろう と思わせる ことが大切だと言う ことを知った。
○支援者は他の支援者同士で連携を上手く取らないと それがトラブルやストレスの原因になり、結果その中に「頑張れない支援者達」が生まれてしまう。 これを聞いて、支援者と頑張れない人達 双方のメンタルケアのバランスを考え ながら支援する と言う点は確かに重要だと感じた。
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今回は ここまで。
次回は8/27(金)更新予定。
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