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終のクルマになるのかな

 足掛け4年ですね、この子とのお付き合い。
 FIAT500の4気筒1.2の平凡なスペック。
 でも、かなりレアな個体でして。
 並行輸入車で、完全な現地仕様。
 左ハンドルの5速MTになります。
 モニタ類は英語表記を選択できましたが、警告音の数々はイタリア語で喋ってきますし、取り扱い説明書もイタリア語ですのでGoogle翻訳がないと読めません。
 そして足回りは全てアバルトから換装されています。
 マフラーはレムス2本出しで、小排気量ながらいい音色を奏でます。
 まあチンクエチェントの初期アバルト仕様に近いでしょうね。多少はトルクが出ているかもしれませんが。最初期アバルトはマフラーキットからのチューニングでしたから。
 スペック的にはノーマルで69psと軽自動車とさして変わらず。ただ軽よりも装備がないのでかなり軽い車重と、気分だけが速い車です。
 完全にアシがオーバースペックです。

晩秋のこの光景が好き

 それに走行距離は6万㎞以下です。
 まあこの3年間は離島暮らしのため、たったの8千㎞弱しか走ってませんから。年末年始でツーリングに出かけると1500㎞以上は走るけどね。
 この車を検討していた頃に、アバルトも候補に上がっていました。ですが離島に持ち込んだら宝の持ち腐れで、さらにストレスが溜まったでしょうね。この程々感が心地よい。
 さらにバイクの方も、見た目はCaféRacerですけど、まあ原付2種の125㏄でこのご時世に空冷キャブ車のキック付き。ますますの程々感を醸し出しています。どっちもこだわりのあるセレクトだと、この光景を眺めては悦に入っています。

今日も大時化

 実は3回目の車検が迫っています。
 車齢でいうと御年17歳になります。
 最早、減価償却も尽き果てた市場価値です。
 ですがこんな仕様は、探しようのない個体だと痛感しています。
 もうこの車たちのキャラで、私のイメージが固まっているしね。
 なので今回の車検でエンジンマウント交換、ブレーキホース交換、ドライブシャフトブーツなどのゴム系パーツを総とっかえかな、と。
 ぼちぼちとパーツを買いそろえています。
 実は当たりの欧州車は、こんな消耗品パーツをしっかりと交換してあげると、かなりお利巧さんに付き合ってくれますよ。
 ハズレにあたると、そりゃあ、もう🤭

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