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デデデデ感想
このひと月あまり没入しています。
まるでトラックを駅伝しているみたいに何周目でしょうかね。
今期の冬アニメが不作過ぎて、どれもお話を追っていませんでした。その栄養不足のさなかで、デデデデが凄いとおススメを貰って鑑賞しました。
私の居室では、毎日のようにnoteで小説を書いていますが。
それには栄養分としてのBGV作品が必要なのです。そのオーラをうけてキーボードを叩いているのです。
そしてこのデデデデは幾度も周回を重ねていて。この数年では一番観た作品ではないでしょうか。
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それでとうとう昨日、原作コミックを大人買いしました。
アニメとの大幅な違いは、背景の書き込みの濃密さです。
主要キャラがマンガ記号的にディフォルメされているのに、背景の丁寧さが際立ちます。
それにこの作品は、所謂《美少女》という存在がなくて、それがまた現実味を醸し出しています。
それに原作では台詞運びがとても丁寧。
コマとコマのカット割りが綿密でして、その空気感をアニメに注入したのでしょうが、やはり原作には敵わないなあと。
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で。私は自主映画を製作していたので。
この原作とアニメ本編を見比べて、その構図や位置関係、カメラの回り方、カットのタイミングをいじわじわと見比べてしまいます。
イマジナリーラインという映画造りの基本があるのですが、それを逸脱しているカット割りが原作にもアニメにも多いのですね。
そしてうわっと思ったのが。
異星人の《音》の不気味さが、コミックでは顕著にでています。
ここまで原作を誉めそやしているようですけど。
でもアニメ版の宝石があります。
それって声優の幾多りらとあの!
私は誠に浅学菲才を恥じております。
最近まで幾多りらがyoasobiのIKURAとは存じ上げませんで。
いやあ、このOPとEDの曲って耳に残るなあ。リピを繰り返しても飽きがこないなあ。これって《アイドル》以来だなあ、って思っていたら。
同一人物の声だなんて。
そして声優初挑戦のあの!
凄いぞ、凄いぞ。
ふたりともほぼ初主演だろうに、とにかく感情表現が上手い。
あのちゃんは、妙な声質のイマドキ女子かと思っていたけど。
等身大で演じているのかな、それにしても小学生自分の声とか、顔を見せずに背中で泣いているsceneなんて、ぐっときたよ。
さあ。
もうしばらくデデデデで脳髄が楽しめそうです。
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