別居することになった話 他
別居することになった話
仕事に行けなくなって1週間、私の精神は不安定さを増していた。
些細な事でイライラして荒れたり、逆にふさぎ込んで何も考えられなくなったりする事が増えた。
例えば、子供が良くない事をする。
おもちゃを散らかす、食べ物をわざと落とす、人を叩く。
すぐに怒鳴ったり、ショックを受けて何も考えられなくなる。
車の運転中、信号待ちをしていて青信号になっても前の車が発進しない。
すぐにクラクションを鳴らす。
前の車のスピードが遅い。
イライラして車間距離を詰めたり、これ見よがしに追い越したりする。
車に関しては、以前に比べて明らかにそういう車に出食わす頻度が増している。
何か流れのようなものを感じる。
もうお前車の運転止めとけ、と言わんばかりに。
そして昨日、また子供が足でガンガン蹴ってきたり、掃除用具で遊び出したのでイライラしてしまった。
もう子供にイライラしない日が無くなっていた。
夜になり、嫁から別居を提案された。
子供といるこんな状態の私をこれ以上見ていられない、そんな状況を見ている自分も辛いと。
今の私にとって懸念材料は、大きく分けて仕事、子供、車の運転の3つだ。
仕事は休職することができる。
ただ、育児は休めない。
保育園の送り迎えがあるので、車の運転も止めることができない。
正直、仕事を休むだけではあまり効果は期待できなかった。
それは前回(今年の初め)休職した時に実証済みだ。
それを解消すべく、嫁が子供を連れて嫁の実家で過ごす。
保育園の送り迎えも私以外の者が行う。
そうすれば、すべての懸念材料が解消する形となる。
ただ、別居中子供と全く会わないのも良くないので、週末の一定時間だけ自宅に戻るという形を取ることにした。
ちなみに今週末はクリスマスだ。
ケーキもオードブルも予約して、クリスマスパーティーをする予定だった。
その日もパーティーの時だけ帰宅することになった。
決して夫婦仲が悪くなって別れることになった訳ではないし、子供を虐待して離された訳ではない。
あくまで私の回復の為にすることだ。
いつまで掛かるか分からない。
でも嫁は「絶対にまた3人で暮らすよ!」って言ってくれた。
もっと早く精神科に行く決断をしていれば、こういう状況にならなかったのかもしれない。
後悔してももう遅い。
これからできる事をやっていくしかない。
これから久しぶりの一人暮らしが始まる。
実に15年ぶりだ。
最近喋らなくなったせいか、言葉が出てこなかったり、正確な判断ができなかったり、記憶力が悪くなってきた。
これで一人で閉じこもっていては、また別の症状が現れてしまう。
休職している身ではあるけど、また配信を始めようと思う。
喋るから、リハビリにもなると思うし。
耳鼻科を受診した話
そして今日は耳鼻科の受診日だった。
結局前回処方してもらった漢方(当帰芍薬散)は効果が無かった。
今回は漢方でも直接めまいに効果があるものではなく、体の免疫力を高める効果がある、補中益気湯という漢方を処方してもらった。
鼻の方も、前回処方してもらった鼻の通りを良くする薬を引き続き出してもらった一方、鼻の奥に異物感を感じることがあると伝えたところ、上咽頭炎の可能性があるということを告げられた。
この上咽頭炎がめまいを引き起こすことがあるらしいが、検査するためにはカメラで鼻の奥を見なければならないらしい。
ただし、可能性としてはかなり低いので、やはり他に可能性が無くなって最後に残った可能性として考えるのがよいとのことだった。
カメラの検査も、年明けの精神科の診断次第で行うことにした。
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